ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    植木鉢でバードバス ~2023年版

    2023年10月27日
    バードバスのシーズン開幕を迎えました。植木鉢を使った水浴び場の製作工程を中心にお届けします。


    鉢底の穴は水槽用パテで

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    完成するとこんな感じ。基本的にガーデニング用品を使って作っています。順を追って説明して参りますので最後までお付き合いを。

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    【10月25日】鉢底石の穴を塞ぐ方法はいくつかあると思いますが、私は毎年水槽用パテを使っています。取り外しもできますので鉢もパテも再利用が可能です。これで約20グラムです。

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    手で揉むと柔らかくなって扱いやすくなります。最初は球体にして揉みこみ、最後は少し伸ばして穴より幅広にして、

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    差し込みます。鉢底に密着するように押し広げていきます。

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    冷えるとパテが固くなり結構な力が必要となりますので、寒い日は室内でやると良いでしょう。裏面も同様に。

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    裏側を押しますので、表側の中央が膨らみます。押し戻して修正したら隣の穴も塞いで、完成です。

    植木鉢を水盤に変えたところで水飲み場・水浴び場としては95%完成していますが、遊び心で箱庭風に仕立てていきます。

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    野菜用プランター「しゅうかく菜」

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    2022年春編(3月)、2022年秋編(10月)とこれまで2シーズンで採用中の野菜用プランター「しゅうかく菜560型」。

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    高さ調整と底上げのためにレンガを敷きます。このあと、もう一つ作業があったのですが気付かないまま進行…。

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    混雑を解消するため今季は2槽式

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    鉢底ネットをハサミで切断し、園芸用ビニールタイで留めて「赤玉土流入防止柵」を作成。

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    9号ウ泥(でい)楕円鉢との隙間は狭すぎず、広すぎず。これまではバスタブは1台だけでしたが、混雑を避けるために隣にもう1台設置することにしました。

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    こちらは同じくウ泥の9号長角鉢、このザラザラ感が滑り止めになります。箱庭仕立てですので赤玉土を少し入れて、

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    ハツユキカズラとタマリュウを配置。我が家にあって、冬の間も元気で、しかも小鉢で…となると候補が限られますが、ハツユキカズラは前季からの続投、タマリュウは掘り上げて株分けしていたものです。

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    配置が終わったら残りの隙間に赤玉土を投入していきます。用意していた赤玉土がすぐに無くなり、おかしいな…。ここでやっと気付きました。

    レンガを敷いたあと、発砲スチロール片で隙間を詰めることを。写真左上の白い四角いのがそれ。風で飛んだんでしょう、視界に入っていれば…。

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    水深調整に欠かせない小さめの砂利

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    最後の仕上げに入ります。近くの海岸で調達した砂利。ザラザラしたものは取り除き、ツルツルしたものだけを採用。この方が汚れが付きにくく、水が清潔に保てます。水は一日2回交換します。

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    水深の調整にも役に立ちとっても重宝します。水深は1.5~2.0cm程度の浅めです。ヒヨドリなどの大型が浴びると一気に水が減ってしまいますが。

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    初日から大盛況でした

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    設置から1時間50分後に初めて水を飲んで、5時間20分後にやっと水浴びをしてくれました。

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    その後は初日から結構にぎやかに浴びてくれていました。

    今後も楽しい水浴び動画をこのページで不定期に掲載していく予定です。

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    動画はこちらから
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    バードバス秋編Ⅳ
    バードバス秋編Ⅴ
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