ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    メダカのビオトープ 立ち上げ一年&ダルマメダカ

    2022年09月17日
    チョー久しぶりのメダカ記事です。


    あれから一年たちました

    ビオトープ12
    昨年2021年9月12日にビオトープを立ち上げ、

    水合わせ9
    12日後に楊貴妃メダカ12匹を放流。

    冬支度18
    20Lのトロ舟1台でスタートしたメダ活。

    あれから一年たちました。

    めだか1
    2022年9月16日、トロ舟は睡蓮鉢(直径42cm)4個に代わり、

    めだか2
    そのすぐ隣に、40Lのトロ舟6個とNVボックス13Lが4個。

    トロ舟はセメントを練るときなどに使う容器で、NVボックスは工具や生活用品などを収納する容器ですが、メダカの飼育容器としては定番中の定番で春から少しずつ増設中であります。

    ▶もくじ

    楊貴妃メダカ

    めだか4
    無事に一冬越して一回り大きくなりました(一部子ども混泳)。

    めだか5
    3月中頃になると卵を抱き始めましたので初めて繁殖にも挑戦しました。春先は水温が低いので無精卵が多い…と何かで知って多めに採卵したら、あれよあれよと孵化して200匹ほどが成魚まで育ちました。

    容器が何個あっても足りんなぁ、どんなものかと思案中のところを、知人が各方面に里子に出してくれてホッ!繁殖は計画的に…。

    ちなみに、水温が18℃以上、日照時間が12~13時間以上になると産卵をするそうです。

    ▶もくじ

    ダルマメダカ出現

    めだか6 めだか7
    めだか8 めだか9
    大量孵化のおかげ?で嬉しい誤算も。発現率が低いとされるダルマメダカが出現しました。完全なダルマは一匹だけで半ダルマが6匹。

    脊椎骨を短くするfu遺伝子の働きで体形が縮んで丸くなった、いわゆる奇形ということになりますが、フリフリしながら一生懸命泳ぐ姿が何とも愛らしくてとっても癒されます。

    ▶もくじ

    幹之(みゆき)メダカ

    めだか10
    4月7日には幹之(みゆき)メダカの鉄仮面を購入。背の全体がシルバーやブルーに輝く(体外光)メダカです。

    幹之メダカは光の伸び具合で呼び名が変わり、口の先まで体外光が伸びるのが優良な個体とされ、鉄仮面とかフルボディとか呼ばれています。

    ▶もくじ

    体外光を伸ばすには白か透明容器

    めだか11
    孵化して50日くらいの稚魚。40匹ほどの中から、いち早く目の辺りまで体外光が伸びてきたものを選別しました。もう少しで鉄仮面に昇格です。

    メダカの持つ色素は4種類で、黒色素胞(こくしきそほう)、黄色素胞(おうしきそほう)、白色素胞(はくしきそほう)、虹色素胞(こうしきそほう)。体外光は虹色素胞のグアニン層の反射によるものだそうです。

    黒や濃い色の容器で飼育すると保護色機能が働いて黒色素胞(メラニン)が増えます。黒色素胞はグアニンの生成に悪い影響を与えるそうで、結果体外光が伸びにくくなります。

    そこで、体外光を伸ばすには成魚になるまでは白か透明容器で飼育するのが良いようです。また、太陽光を浴びることでグアニンの生成が促進されるそうで一石二鳥です。

    ちなみに、黒色素胞が欠損して黄色素胞(カロテノイド)が前面に現れたのが楊貴妃メダカになります。

    ▶もくじ

    ダルマメダカをつくる

    ダルマメダカが生まれる確率は「低水温(20℃)で10~20%、高水温(28℃)では100%近い発現」になるとも。これはダルマメダカ同士を交配した場合でしょうかね、我が家では普通体形同士で春に生まれたのが一匹だけ、1/200で僅か0.5%でした…。

    高水温(28℃~32℃)だとfu遺伝子が発現しやすいとのことですので、

    高水温で管理

    めだか12
    幹之メダカのダルマも欲しくなって、急きょ真夏に採卵。孵化して30日ほど経った稚魚たち、3個のNVボックスに計80匹ほど。

    卵はエアコンの効かない室内で管理していましたので、夜間でも最低水温は28℃以上は保っていたハズでしたが、体形的にはどれも普通っぽい雰囲気…。普通体形同士では高水温でも難しいんでしょうね。

    残念ながら目論見は外れそうですが、指を入れると寄ってきてくれるのでカワイイです。透明容器ですので今後は体外光を伸ばす方に期待してみます。

    ▶もくじ

    半ダルマから採卵

    めだか13
    ダルマメダカがもう少し欲しいので、先ほど登場した楊貴妃の半ダルマの卵を採って孵化させたのがこちら。生後20日から8日の約30匹の稚魚たち。

    めだか14
    胴長でダルマっぽいのがチラホラ。少し期待が持てそうですが、fu遺伝子は6種類くらいあって、ダルマメダカと半ダルマメダカのfu遺伝子は異なるそう。はたして…。

    ▶もくじ

    日除け・雨除け・鳥除け

    めだか15 めだか16
    初めての梅雨時の雨対策や真夏の暑さ対策はどうにか乗り越えられましたが、8月に入ってメダカが少しずつ姿を消す謎の失踪事件が。

    めだか17
    どうやらイソヒヨドリにヤラれたみたいです。最近鳴き声が良くするなぁ程度でしたが、水換えをしている最中に接近を試みる場面に遭遇、ハハアと。4隅にビスを立ててテグスを張ったら効果てきめん、諦めてくれたようです。

    台風14号が接近中です。強めの雨の日にはスダレに代わって波板をトンネル支柱に括り付けますが、今回は容器に直接被せて重石を乗せて、NVボックスは室内退避させて…。うまく乗り切ることができればいいですが。

    ▶もくじ
    関連記事