ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ジョウビタキ来庭2021秋

    2022年03月26日
    昨シーズンは、2013年秋から7年連続で庭に来ていたオスのジョウビタキが姿を見せず、代わりにメスのジョウビタキが来るようになりました。今シーズンはそのメスに代わり新規にオスがやって来ました。備忘録として残しておきます。


    古株か新参者かミルワームで診断

    古参なら見慣れたミルワームをすぐに食べますが、新参者だと動かない缶詰のミルワームをエサと認識できずパスするハズです。実験してみました。

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    【11月19日】初日はシジュウカラやイソヒヨドリに邪魔をされて、ミルワームが無くなった頃に少し姿を現しただけで、実験は失敗。

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    【11月23日】4日後、エサを横取りされずに無事にバードフィーダーに到達。しかし、あっち向いてホイ。これで新参者と確定しましたので、次なる作戦の開始。

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    【11月24日】まずは庭土を掘ってコガネムシ(セマダラコガネ)の幼虫をゲットし、ミルワームと同じ皿に入れます。動くコガネムシの幼虫を食べ終わると、アラ不思議、さっきまで無視した虫(動かないミルワーム)も食べるようになります。

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    新ライバルの出現

    こうしてミルワームを食べてくれるようになるとエサやりが楽になります。ミカンやバナナ、リンゴなど果物を食べてくれるともっとイイのですがネ。

    この後、シジュウカラやイソヒヨドリがあまり姿を見せず、ジョウビタキの天下!だと思っていたら、やたらエサの減り具合が早くなっていることに気付きました。

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    ビデオで撮って判明しました。犯人(鳥)は、時々パトロールにやって来るメジロではなく、ミルワームの味を覚えたスズメでした。

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    【1月7日】スズメはミカンもバナナもリンゴも食べますので、ミルワームはジョウビタキに食べさせてやって欲しい…。

    赤玉土に軽く埋めてみたり、腐葉土で隠してみたり、あの手この手で策を講じましたが、器用に土や葉を巻き上げてミルワームを見つけ出して食べてしまい、作戦はことごとく失敗。

    スズメの来ない時間帯を狙ったり、スズメの食べ残しで細々とエサやりを続けていましたが、やはり不憫で…。そこで、

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    合言葉はカンカンカン

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    【1月29日】約30分おきにやってくるジョウビタキに、対面方式で与えることにしました。

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    ミルワームの缶の底を叩いて、さしずめ「パブロフの犬」の実験のように条件反射的に音を出して、ごはんですよ!の合図。

    この音がジョウビタキの鳴き声にソックリなんです。下の動画から確認できます。

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    すぐに餌台にやってきてパクリパクリ。これを何度か繰り返していたら、缶の音に反応するようになり、確実にジョウビタキだけにミルワームを食べさせることに成功しました。

    庭に来ていなくても缶を叩き続けると、近くの畑などに居ると飛んでやってくるようになりました。庭仕事をしていて、私の姿を見るとパキッパキッと鳴いてエサを催促するようにも。回数と量は減りましたが、大陸へ帰還するまでこの方法を続けることにしました。

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    スズメやヒヨ、メジロには他の植木鉢餌台や木の枝にミカンの輪切りを置いて、なに不自由なくご賞味いただいております。

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    ※追記)3月21日から姿を見せなくなりました。また秋に来てくれると良いのですがネ。

    動画はこちらから
    画面をクリックするとYouTubeサイトに移動します
    バードフィーダーミルワーム編Ⅲ動画

    バードフィーダーミルワーム編Ⅳ動画

    バードフィーダーミルワーム編Ⅴ動画

    バードフィーダーミルワーム編動Ⅵ画
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