ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    メダカのビオトープ6 藻の除去と隠れ家増設冬支度

    2021年10月25日
    水の濁りはすっかり解消しましたが、藻は相変わらず増殖中。メダカの遊泳に支障をきたし始めましたので除去することにし、ついでに冬越し用にレイアウトも少し変更しました。


    藻の除去にテデトール

    冬支度1
    中央に見える2個の石の間をよく通過しますが、アオミドロでしょうか時々引っかかるようになりました。アオミドロ自体に害は無いようですが、絡まって死んでしまうこともあるそう。そうなる前に除去作戦を決行しました。

    冬支度2
    ホテイアオイを一旦取り出します。

    冬支度3 冬支度4
    根にも藻がコビリ付いていますので、ハサミで“すく”ようにカット。

    冬支度5
    石も取り出して交換したり減らしたり。藻は長いもので3cmくらい伸びていました。表面に凹凸があるとよく藻がくっ付いています。

    冬支度6
    壁面のは短いものばかり。ヌマエビやタニシなどの生体を投入して退治する方法もあるようですが、

    冬支度7 冬支度8
    今回はキッチンペーパーを使って手で取る、テデトール方式を採用。メダカのおやつにもなっていますので、ココはほどほどで。

    冬支度9 冬支度10
    ナガバオモダカの葉にも藻が、これもテデトール。力を入れ過ぎるとハモトレール。

    冬支度11
    底床や鉢の赤玉土に積もったゴミや糞は、スポイトでスイトール。お騒がせしております、餌じゃありませんよ~。

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    隠れ家を増設

    メダカは水温が低くなると水底でジッとすることが多くなります。この冬眠中に、外敵から襲われないよう身を隠す習性があり、ビオトープ内でも隠れる場所を準備してやる必要があります。

    ホテイアオイなどの根も葉も茂る水草は普段から恰好の隠れ場所になりますが、如何せん寒さに弱いためアテにはできません。そこで、

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    立ち上げ時のズングリと安定感のある見た目も考慮した石から、鉢に持たれかけて隠れるスペースを作れる実用重視の薄い石に変えました。また、藻の吸着を抑えるために表面がツルッとしたものを選びました。

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    もう一つは市販品、その名も「癒し水景素焼きの隠れ家六角土管」。2本沈めたところ早速の反応。

    冬支度16
    お気に召したのかと思ったら、小さい気泡に興味があったようです…。

    冬支度21
    最後にジョウロで足し水。カルキ抜きした貯め水を使っています。

    水を吸い出したり石を減らしたり、アマゾンフロッグビットも減らしました(代わりに小さいサルビニア・ククラータを少々)ので約2.5ℓ入りました。容量の少ないトロ舟(20ℓ型)ですので、水量が少しでも増えたのは好都合です。

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    住み心地は如何でしょうか…。

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    越冬対策アレコレ

    その他で今思いつく越冬対策としては、

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    西側に植木鉢防風林の設置。日除けのための植木鉢グリーンカーテンに比べたらほとんど気休めです…。

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    北側からは雨対策で紹介した定番の波板。冷たい雨やあられ、雪の流入を防ぎ、急激な水温低下防止に効果を発揮しそうです。

    冬支度20
    水生植物にも効果は見込めそうですが、浮草系は寒さに弱いよう。どの程度持ちこたえるのか枯れてしまうのか。寒さに強いアナカリスに取り替えてしまうか、様子を見ながら対応しようと考えています。

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