ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    メダカのビオトープ5 濁り解消!

    2021年10月16日
    ここまで順調に来ていましたが、メダカ放流10日後ぐらいから水が濁ってきました。


    水の濁り発生

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    【10月07日】一週間ほど前から水が濁り始めました。緑色の藻が石や水草の根にも生えています。生物ろ過システムのバランンスが崩れ、飼育水が富栄養化状態になったようです。

    餌のやりすぎでしょう…。水量は約14ℓでメダカは12匹。1ℓ1匹と言われますので多すぎることは無さそうですが。

    屋外なので直射日光は仕方なく、藻が発生するのは織り込み済み。メダカは藻を食べていますが追いつきません。餌の量を少し減らして様子をみてきましたが濁りは一向に改善されません。

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    アナカリス緊急出動

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    そこで、水質浄化能力の高いアナカリスを投入することにしました。寒さにも強いので水生植物専用プランターで栽培中でしたが、ビオトープ仕様に変更して緊急登板させました。

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    ウォータークローバーとバトンタッチ。

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    糞尿などから発生する有毒のアンモニアを、ろ過バクテリアが亜硝酸塩、硝酸塩へと分解したものを、アナカリスは根だけでなく葉からも窒素分として吸収するスグレモノです。期待も高まります。

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    濁りが解消するまでの7日間

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    【10月08日】【10月09日】大きな変化はありません。

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    【10月10日】投入3日後、視界が少し開けてきました。

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    【10月12日】かなりクリアに。

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    【10月14日】投入からちょうど1週間、申し分のない透明度、復活しました。

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    アナカリスの水質浄化能力の高さは疑いの余地はありませんが、こんなに即効性があるものなんでしょうか。調べていく内に別の原因と可能性が…。

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    ろ過バクテリアの存在

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    メダカ放流時に、ろ過バクテリアが居ないか少ないと糞尿や食べ残しの影響で水が濁ることがあるそう。これが原因なら、立ち上げから10日待ってメダカを放流しましたが、その間に期待したろ過バクテリアが住みついていなかったか少しだったか、ということに…。

    今回の場合を当てはめて推測してみると、放流10日後あたりから水が濁り始め、ここでろ過バクテリアが繁殖し、10日ほど経って浄化が始まり、都合14日間で完全に浄化された…ことになります。

    アナカリス効果なのかバクテリアパワーなのか、初心者には判断がつきません…。

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    ともあれ、生物ろ過のシステムが構築され、水質が安定したことにホッと一安心。

    が、ここで悲しいお知らせが。放流20日目に一匹☆になりました。来た時から妙に痩せていました。餌は食べていたんですけどね。これからも色んなことが起こるんでしょうね。

    とりあえずは目先の冬越しの対策と準備に全力投球しようと思います。全員無事で越冬できるようアレコレ考えてみます。

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