メダカのビオトープ4 水合わせからの楊貴妃放流
2021年09月24日
立ち上げから10日、いよいよメダカを放流することに。そのまま水に入れたら大変なことになりますので、必ず行う作業があります。

【9月19日】袋は開封せずそのまま、これから住むことになる水に30分浮かべておきます。梱包された発泡スチロールには保冷剤が入っていました。この日の最高気温は31.4℃。袋の中が曇りましたので、結構な水温差があったようです。
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水温合わせが終わったら、袋の中の水を半分ほど捨て、袋の中にコップ1杯分の水を入れて10分間放置。これを4回繰り返して新しい水に近づけていきます。最終的には、新旧の水の比率が1:1になっていました、

初めてのメダカすくい。輸送のストレスを感じながら泳いでいた元の水は、糞尿などで汚れていますので、ビオトープには入れません。袋からすくうのは案外難しいので、別容器に移してからすれば良かったと反省しました。

水合わせをせずにメダカを入れると、狂ったように泳いでみたり、ジャンプして外に飛び出てしまうこともあるとか。また、今は元気そうでも、数日後の生存率の低下に繋がることもあるそうです。
メダカが届いたのが夕方遅くになっていましたので、終わったのが19時前になりました。この日は餌は与えずに、自然発生したボウフラを退治してもらいました。
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【9月20日】放流翌朝。餌をやろうと近づくとサッと逃げられました。慣れるには少し時間がかかりそうです。
餌は超浮上性で、栄養価が高くて消化の良い糸ミミズに各種ビタミンが添加されたもの。糸ミミズの風味をそのままにフリーズドライ加工されているそうです。
水面にパッと広がり、最初はエッ!?と思いましたが、メダカがどこに居ても餌に気付き、平等に行き渡ることになります。沈まないので食べ残しが少ないのも良いですね。
餌やりの回数は現在は1日2~3回、餌の量は2~3分で食べきれる量。与えすぎは水を汚す原因にもなります。
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メダカは与えれば与えるだけ食べようとします。それもそのはず、メダカには胃袋がありません。食いだめができませんので、少量を数回に分けて与えます。消化器官が整っていませんので、食べ過ぎると消化不良を起こすこともあるそうです。
めだかを迎え入れてからビオトープ内が綺麗になりました。メダカは雑食性で、ボウフラはもちろんミジンコなどの動物プランクトン、コケなどの藻類やミドリムシなどの植物プランクトン、水草までも口にすることがあるそう。
アマゾンフロッグビットのヒゲ根を時々突っついています。微生物かも知れませんが、根を食べているのだとしたら良いオヤツになります。
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水草をいれておくと、
●メリット
①隠れる場所になる
②産卵場所になる
③日陰を作り夏の高水温を緩和する
④水質を浄化する
⑤光合成で酸素を供給する などなど
良いことづくめですが増えすぎると、
▲デメリット
①メダカに必要な日光を遮ってしまう
②夜間は呼吸だけになり酸素を消費するので酸欠状態になる
③根が増えると絡まったり遊泳範囲が狭くなる など
メリットの方が多いのですが、増えすぎたら間引くなど、バランスの取れた状態を保つのが理想です。
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【9月23日】放流から4日。たまたま餌やりの準備をしていたら、まとわりつく一匹の蚊。パチンと仕留めて、落下昆虫に見立てて与えてみるとスゴイ食いつきよう。奪い合いになり、ちょっと水面がざわつきました。たまにはこんな刺激を与えるのもいいかもしれませんね。

餌で寄せて安否確認。まだ4日ですが全員無事で、弱ったものも病気らしきものも見当たりません。今のうちにしっかり食い込ませて、初めて迎える冬越しに備えようと思います。
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水合わせ
環境の激しい変化によるダメージを与えないために必ず「水合わせ」を行います。いろんなやり方があるようですが、ここでは実際に行った方法を紹介します。水温合わせ
メダカは変温動物ですので、体温は生息水温と同じになります。急激な水温変化があるとメダカの体温も急変することになり、体調を崩して病気にかかりやすくなります。

【9月19日】袋は開封せずそのまま、これから住むことになる水に30分浮かべておきます。梱包された発泡スチロールには保冷剤が入っていました。この日の最高気温は31.4℃。袋の中が曇りましたので、結構な水温差があったようです。
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水質合わせ
メダカの飼育水は弱酸性~弱アルカリ性が良いとされています。急激なpH変化を伴うとpHショックを起こし、死んでしまうこともあります。
水温合わせが終わったら、袋の中の水を半分ほど捨て、袋の中にコップ1杯分の水を入れて10分間放置。これを4回繰り返して新しい水に近づけていきます。最終的には、新旧の水の比率が1:1になっていました、

初めてのメダカすくい。輸送のストレスを感じながら泳いでいた元の水は、糞尿などで汚れていますので、ビオトープには入れません。袋からすくうのは案外難しいので、別容器に移してからすれば良かったと反省しました。

水合わせをせずにメダカを入れると、狂ったように泳いでみたり、ジャンプして外に飛び出てしまうこともあるとか。また、今は元気そうでも、数日後の生存率の低下に繋がることもあるそうです。
メダカが届いたのが夕方遅くになっていましたので、終わったのが19時前になりました。この日は餌は与えずに、自然発生したボウフラを退治してもらいました。
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餌やりの回数と量

【9月20日】放流翌朝。餌をやろうと近づくとサッと逃げられました。慣れるには少し時間がかかりそうです。
餌は超浮上性で、栄養価が高くて消化の良い糸ミミズに各種ビタミンが添加されたもの。糸ミミズの風味をそのままにフリーズドライ加工されているそうです。
水面にパッと広がり、最初はエッ!?と思いましたが、メダカがどこに居ても餌に気付き、平等に行き渡ることになります。沈まないので食べ残しが少ないのも良いですね。
餌やりの回数は現在は1日2~3回、餌の量は2~3分で食べきれる量。与えすぎは水を汚す原因にもなります。
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雑食性で胃無魚

メダカは与えれば与えるだけ食べようとします。それもそのはず、メダカには胃袋がありません。食いだめができませんので、少量を数回に分けて与えます。消化器官が整っていませんので、食べ過ぎると消化不良を起こすこともあるそうです。
めだかを迎え入れてからビオトープ内が綺麗になりました。メダカは雑食性で、ボウフラはもちろんミジンコなどの動物プランクトン、コケなどの藻類やミドリムシなどの植物プランクトン、水草までも口にすることがあるそう。
アマゾンフロッグビットのヒゲ根を時々突っついています。微生物かも知れませんが、根を食べているのだとしたら良いオヤツになります。
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水生植物のメリットとデメリット

水草をいれておくと、
●メリット
①隠れる場所になる
②産卵場所になる
③日陰を作り夏の高水温を緩和する
④水質を浄化する
⑤光合成で酸素を供給する などなど
良いことづくめですが増えすぎると、
▲デメリット
①メダカに必要な日光を遮ってしまう
②夜間は呼吸だけになり酸素を消費するので酸欠状態になる
③根が増えると絡まったり遊泳範囲が狭くなる など
メリットの方が多いのですが、増えすぎたら間引くなど、バランスの取れた状態を保つのが理想です。
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蚊を与えると大喜び

【9月23日】放流から4日。たまたま餌やりの準備をしていたら、まとわりつく一匹の蚊。パチンと仕留めて、落下昆虫に見立てて与えてみるとスゴイ食いつきよう。奪い合いになり、ちょっと水面がざわつきました。たまにはこんな刺激を与えるのもいいかもしれませんね。

餌で寄せて安否確認。まだ4日ですが全員無事で、弱ったものも病気らしきものも見当たりません。今のうちにしっかり食い込ませて、初めて迎える冬越しに備えようと思います。
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