マンゴーの鉢植え1 種採り/発根/植え付け
2021年07月24日
3年目を迎えたマンゴーの苗を4月に枯らせてしまいました。無くすと余計に欲しくなるもの、夏が来るのを待って2代目を育てることにしました。
①マンゴーの種まき1 種の取り出し
②マンゴーの種まき2 植え付け・出芽などの先代の記事をご参照ください。

2代目もメキシコ産アップルマンゴーです。3枚におろして、真ん中の実から種を取り出します。

殻に付いた実はスプーンでこさぐと良く取れ、水洗いすると綺麗になります。長さ85mm、幅50mm、厚さは25mmあります。
※注)黄色の丸印部分(果実ならヘタが付いていた側)から根や芽が出てきます。

中身を傷付けないように注意しながら、殻をキッチンバサミで薄く切って隙間を作り、爪を差し込んで殻を破り、中から種を取り出します。

薄皮を取り除いて水洗い。長さ60mm、幅35mm、厚さ18mm、これが種本体になります。
マンゴーは大豆や栗などと同じ無胚乳種子で、養分は子葉に貯め込んでいます。見える部分は子葉で、巨大な子葉が二枚貝のように重なった状態になっています。
▶もくじ

【7月17日】発根する様子を観察したいので、第1ステージは鉢受け皿で。すでに少しだけ根が出かかっていて、マンゴーあるあるです。乾燥を防ぐために種が半分水に浸かるようにセッティング。

【7月19日】開始から2日、根が薄紫を帯びてきました。
【7月20日】開始から3日、根はもう10mmに。底につきそうですので予想よりも早く第2ステージへ。

【7月20日】根を下に伸ばせるための環境づくり。丸いタッパーに、ペットボトルのヘッド部を入れた水挿し器。

【7月21日】開始から4日、根は27mmに。薄紫は脱皮して白い根が出現。
【7月22日】開始から5日、根は37mmになり濃い紫に変色。子葉にスキマができ、出芽の準備が始まりました。
▶もくじ

【7月24日】開始から7日、根は50mmに。出芽までにはもう少しかかりますので、鉢に植え付けます。

鉢は4号(12cm)長鉢。マンゴーは直根で、下に長く伸びますのでやや高さのある鉢が向いています。
用土は鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3の配合です。マンゴーは酸性土壌を好みますので、いつもの弱酸性配合からさらに酸性寄りにするために鹿沼土を使いました。
先代は植え替えの時に市販のブルーベリー用の土を使いました。が、ピートモスがひとたび乾くと水をはじいてしまい、なかなか吸ってくれず、水やりの管理に少してこずりました。なので、今回は市販の培養土は使いません。

根が土になじむ数日間は明るい日陰に置いて、徐々に日(木漏れ日から)に当てながら出芽を待つことにします。



▶もくじ
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種の取り出し
生態などの情報は、①マンゴーの種まき1 種の取り出し
②マンゴーの種まき2 植え付け・出芽などの先代の記事をご参照ください。


2代目もメキシコ産アップルマンゴーです。3枚におろして、真ん中の実から種を取り出します。


殻に付いた実はスプーンでこさぐと良く取れ、水洗いすると綺麗になります。長さ85mm、幅50mm、厚さは25mmあります。
※注)黄色の丸印部分(果実ならヘタが付いていた側)から根や芽が出てきます。


中身を傷付けないように注意しながら、殻をキッチンバサミで薄く切って隙間を作り、爪を差し込んで殻を破り、中から種を取り出します。


薄皮を取り除いて水洗い。長さ60mm、幅35mm、厚さ18mm、これが種本体になります。
マンゴーは大豆や栗などと同じ無胚乳種子で、養分は子葉に貯め込んでいます。見える部分は子葉で、巨大な子葉が二枚貝のように重なった状態になっています。
▶もくじ
発 根

【7月17日】発根する様子を観察したいので、第1ステージは鉢受け皿で。すでに少しだけ根が出かかっていて、マンゴーあるあるです。乾燥を防ぐために種が半分水に浸かるようにセッティング。


【7月19日】開始から2日、根が薄紫を帯びてきました。
【7月20日】開始から3日、根はもう10mmに。底につきそうですので予想よりも早く第2ステージへ。

【7月20日】根を下に伸ばせるための環境づくり。丸いタッパーに、ペットボトルのヘッド部を入れた水挿し器。


【7月21日】開始から4日、根は27mmに。薄紫は脱皮して白い根が出現。
【7月22日】開始から5日、根は37mmになり濃い紫に変色。子葉にスキマができ、出芽の準備が始まりました。
▶もくじ
鉢に植え付け

【7月24日】開始から7日、根は50mmに。出芽までにはもう少しかかりますので、鉢に植え付けます。


鉢は4号(12cm)長鉢。マンゴーは直根で、下に長く伸びますのでやや高さのある鉢が向いています。
用土は鹿沼土4:赤玉土3:腐葉土3の配合です。マンゴーは酸性土壌を好みますので、いつもの弱酸性配合からさらに酸性寄りにするために鹿沼土を使いました。
先代は植え替えの時に市販のブルーベリー用の土を使いました。が、ピートモスがひとたび乾くと水をはじいてしまい、なかなか吸ってくれず、水やりの管理に少してこずりました。なので、今回は市販の培養土は使いません。

根が土になじむ数日間は明るい日陰に置いて、徐々に日(木漏れ日から)に当てながら出芽を待つことにします。

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