ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ハナキリンの挿し木 土挿しで

    2021年07月22日
    昨年は水挿しには成功しましたが、土挿し2本は失敗。今回はリベンジです。


    乳液は洗い流す

    はなきりん1
    昨年、頂芽を切り戻したことで頂芽優勢が打破され、脇芽が数本伸びてにぎやかになってきました。

    NHK趣味の園芸「これ、かっこイイぜ!」を見ていたら、ユーフォルビアの挿し木をしていました。柱形と呼ばれる「紅彩閣」で、ハナキリンではありませんでしたが、急に挿し木したくなった次第。一部参考にさせて頂きました。

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    【7月04日】挿し穂用の枝を2本確保。切り口から樹液(乳液)がドップリ。

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    今回も元レンズペンを使って入念に洗い流しました。乳液は固まると吸水を阻害しますので綺麗に洗います。挿し木をする1週間前から水やりを控えておくと、乳液が飛び散ることを防ぐことができるそうです。

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    48時間切り口を乾燥

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    そのまま挿すと切り口から雑菌が侵入し、腐敗する恐れがありますので、2~3日間明るい日陰で乾燥させてから、

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    【7月06日】赤玉土(小粒)に挿します。普段なら1/2ほどを埋めますが、今回は過湿を避けたいので1/3程度と浅く挿しました。ちなみに、番組では培養土(多肉用の土8:赤玉土2+化成肥料)に直接挿していました。

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    切り口を乾燥させましたので、最後に水やり。番組でも水やりをしていましたので真似ます。この後は明るい日陰に置いて管理します。

    乾燥中とその後も、葉が黄変し数枚失いました。省略した水あげ(吸水)を乾燥前にしてもよかったかな…と。

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    16日後に鉢上げ

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    【7月22日】開始から16日。過湿を避けながら霧吹きで水やりをしてきましたが、数日前から土が乾くのが早くなりました。

    抜いて見ると、

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    発根していました。一番長い根は35mm、25mm級が数本。もう1本の方もソコソコに発根。

    1か月は掛かるかなと思っていましたので嬉しい誤算です。もう少し長く根を伸ばすなら、やはりもう1~2週間後が妥当な感じです。

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    さっそく多肉用の市販の土で鉢上げしました。水ハケが良く、水を浄化して根腐れを防止するゼオライトも入っていますのでとても便利な土です。

    根が土に馴染む2週間ほど明るい日陰に置き、その後は徐々に日に当てていく予定です。

    今回は頂芽の付いた天挿しで成功しました。失敗した昨年は葉も芽も付いていない途中の茎を挿したことが敗因なのかどうか、機会があればまた試してみようと思います。

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