ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ベゴニアの切り戻しと挿し木

    2021年05月04日
    春本番なのに八重咲のベゴニア・センパフローレンスがあわれな姿に。切り戻して挿し木をしておきました。


    切り戻し

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    昨年の秋に切り戻すのを忘れ、そのまま越冬させましたので、すっかり間延びしてだらしない格好になりました。

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    一般的には梅雨明けの頃に切り戻すところですが、挿し木もしておきたいので今のうちに整枝しておきます。開花は遅れますが致し方ありません…。

    ベゴニアの場合は単に好みの高さで切るのではなく、花が咲いた節には葉芽ができませんので、葉芽が付いていることを確認しながら切る必要があります。

    樹高は約24cm、地際から4cmあたりに葉芽が集中していますので、思い切ってここまで切り戻すことにします。

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    この茎には途中に葉芽がありませんので地際でカット。

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    この茎には葉芽が2個ありますが、バランス的に下の葉芽のすぐ上でカット。

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    ずいぶんとスッキリしました。一回り大きい鉢に植え替えておきました。

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    挿し穂づくり

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    切り戻した茎は、葉芽が付いたものと葉芽が付いていない2種類になります。

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    葉芽が付いた茎はその部分を使い、葉芽が付いていない茎は先端部を使って挿すことになります。

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    葉芽が付いた管挿し用

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    葉芽の上は切り落とします。蒸散を防ぐために下葉は取り除き、よく切れるカッターで斜め45度でスパッと滑らかに切り直します。途中の茎を使う挿し方を「管挿し」と呼びます。

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    頂芽を付けた天挿し用

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    葉芽が付いていない茎は先端から5~6cm下あたりでカットします。発根に集中させるために、蕾や花は全て取り除いておきます。頂芽を付けて挿すことを「天挿し」と呼びます。

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    葉芽も頂芽もない管挿し用

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    葉芽も付いていなく頂芽も切り落とした実験用の挿し穂(右端)も作りました。

    以前、センパフローレンスの水挿しで葉芽の無い茎を挿し木しましたが、結果報告がなくうやむやになっていましたので、今回はきちんとしておきます…。

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    30分ほど水あげします。草本系は30分ほど、木本系は1時間ほどを目安にしています。

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    土挿しと水挿し

    今回は土挿しがメインです。ベゴニアはこれまで水挿ししかしたことがありません。どれくらい差がでるのか比較検討のため、いつもの水挿しも実施します。

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    用土は赤玉土の単用

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    用土には未使用の赤玉土(小粒)だけを使っています。挿し木には腐葉土や肥料は混ぜません。

    あらかじめ湿らせて、細い棒などで穴をあけておくと挿しやすく、挿し穂の先端を傷めることもありません。

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    前列に葉芽の付いた管挿し。

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    後列に葉芽の付いていない天挿し。

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    こちらは実験用の葉芽も頂芽も付いていない管挿し。

    土に挿したら周りの土を指で押さえておきます。最後にたっぷり水やりすると赤玉土が締まり、挿し穂がさらに安定します。

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    ペットボトル水挿し器

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    水挿しにはこの水挿し器が便利です。900㎖のペットに280㎖や500㎖ペットがスッポリ収まるのを利用します。挿し穂の形状や大きさによって、高さを変えながら自由自在に組み合わせることができます。

    右から順に「葉芽の付いた管挿し」「葉芽の付いていない天挿し」「葉芽も頂芽も付いていない管挿し」。

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    直射日光や強風の当たらない明るい日陰で管理します。土挿しは土が乾かないよう注意しながら適宜水やりをし、水挿しは2~3日に1回水を交換しながら発根を待ちます。

    ※発根の様子はこのページで順次ご紹介する予定です。

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