ドラセナ・ワーネッキーの挿し木
2021年05月03日
葉が何枚か枯れたドラセナの茎を切り戻して、その剪定枝を使って天挿しと管挿しで挿し木をしておきました。
2-1 下葉を取り除き切り口を切り直す
2 土挿しと水挿しの2パターン
2-1 用土は赤玉土の単用
2-2 ペットボトル水挿し器
3 途中経過(6週間後)
4 途中経過(60日後)発根開始
5 水挿しを鉢上げ
6 土挿しを鉢上げ

【5月3日】約18cmの切り戻し茎を3分割。
▶もくじ

下葉をむしり取り、蒸散を防ぐために大きい葉はハサミで1/3にカット。

腐敗防止のために、よく切れるカッターナイフで斜め45度にスパッとなめらかに切り直します。反対側も軽く削ってクサビ形にしておくと形成層の断面積が広くなり、吸水力が高まります。

長さ約6cm、幅約1cmの挿し穂3本が完成、1時間ほど水上げしておきます。
▶もくじ
▶もくじ

挿し木の用土は赤玉土単用で、腐葉土や肥料は混ぜません。土はあらかじめ湿らせておいて、細い棒で穴を開けておくと挿し穂の先端を傷めることもありません。

水あげから1時間が経ちましたので挿します。茎からの蒸散も防ぐために茎の半分ほどを埋めます。挿し穂がぐらつかないよう指で周りの土を押さえておきます。

最後に水やりをしたら完成です。水はたっぷり与えておくと赤玉土が締まり挿し穂が安定します。
▶もくじ

水挿しはかんたんです。ペットボトル水挿し器に水を入れて、挿し穂を入れたら完成です。
水挿し器は900㎖のペットに280㎖や500㎖ペットがスッポリ収まるのを利用します。挿し穂の形状や大きさによって、高さを調整しながら切ってお好みで組み合わせることができます。

水挿しの方は先端部を挿しておきました。
直射日光や強風の当たらない明るい日陰に置いて管理します。土挿しは土が乾燥しないよう適宜水やりをし、水挿しは2~3日に1回(夏場は毎日)水を交換しながら発根を待ちます。
▶もくじ

【6月14日】挿し木開始から6週間。霧吹きで頭から葉水をしていたら、土挿しの切り口と切り口に残った小さい葉が腐敗しました。今後は気を付けようと思います。
水挿し(天挿し)の葉が少し大きくなりました。が、

まだ発根していません。

土挿し(管挿し)の1本に変化が。3か所から新芽が伸びてきています。

向学のため抜いて水洗いしてみました。が、まだ発根していませんでした。発根していなくても芽は動きます…。

6週間経っても発根せず、なかなかのモンです。挿し直して出直し、長期戦になりそうです。
▶もくじ

【7月01日】挿し木開始から59日、葉をむしり取った際の残骸部分(矢印)に亀裂が入り、

【7月02日】挿し木開始から60日、やっと根が出てきました。60日は長い…。

【7月03日】挿し木開始から61日、これまでの水挿し最長記録ハナキリンの52日を抜き去りました…。

【7月04日】挿し木開始から62日、根は約7mmに。スローですが着実に。
▶もくじ

【7月07日】挿し木開始から65日、発根開始から5日、根は27mmになりました。水挿しでは、根は水に不自由していませんので細根が少なく、早く土に対応できる根にするために早めに鉢上げします。
2本めの根も出かかっていますので、本日植え付けます。

鉢は3号(9cm)プラ鉢。用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合。半分ほど土を入れて、

高さを決めたら残りの土を足し入れ、

最後に水やりをしたら鉢上げ完成です。根が馴染む2週間ほどは水切れさせないよう注意しながら、明るい日陰に置いて管理します。
土挿しの方は、前回まんまと騙されましたので、もう少し待ってみます。
▶もくじ

【7月12日】挿し木開始から10週間、挿し戻しから4週間、芽もだいぶのびてきました。70日、区切りの良いところで抜いてみましょう。

今度こそはの根は5.5cm。いっぽう、想定外の12cm級が数本。待ったカイがありました。

さっそく鉢上げして、三本揃い踏み。
直射日光は避けて、キンモクセイの木陰で暑い夏を乗り切ろうと思います。

▶もくじ
動画はこちらから
※ 画面をクリックするとYouTubeサイトに移動します

もくじ
1 挿し穂づくり2-1 下葉を取り除き切り口を切り直す
2 土挿しと水挿しの2パターン
2-1 用土は赤玉土の単用
2-2 ペットボトル水挿し器
3 途中経過(6週間後)
4 途中経過(60日後)発根開始
5 水挿しを鉢上げ
6 土挿しを鉢上げ
挿し穂づくり

【5月3日】約18cmの切り戻し茎を3分割。
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下葉を取り除き切り口を切り直す


下葉をむしり取り、蒸散を防ぐために大きい葉はハサミで1/3にカット。


腐敗防止のために、よく切れるカッターナイフで斜め45度にスパッとなめらかに切り直します。反対側も軽く削ってクサビ形にしておくと形成層の断面積が広くなり、吸水力が高まります。


長さ約6cm、幅約1cmの挿し穂3本が完成、1時間ほど水上げしておきます。
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土挿しと水挿しの2パターン
ドラセナの挿し木は初めてですので、どんな発根の仕方をするのか、様子がわかるように水挿しもしておきます。▶もくじ
用土は赤玉土の単用


挿し木の用土は赤玉土単用で、腐葉土や肥料は混ぜません。土はあらかじめ湿らせておいて、細い棒で穴を開けておくと挿し穂の先端を傷めることもありません。


水あげから1時間が経ちましたので挿します。茎からの蒸散も防ぐために茎の半分ほどを埋めます。挿し穂がぐらつかないよう指で周りの土を押さえておきます。

最後に水やりをしたら完成です。水はたっぷり与えておくと赤玉土が締まり挿し穂が安定します。
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ペットボトル水挿し器


水挿しはかんたんです。ペットボトル水挿し器に水を入れて、挿し穂を入れたら完成です。
水挿し器は900㎖のペットに280㎖や500㎖ペットがスッポリ収まるのを利用します。挿し穂の形状や大きさによって、高さを調整しながら切ってお好みで組み合わせることができます。

水挿しの方は先端部を挿しておきました。
直射日光や強風の当たらない明るい日陰に置いて管理します。土挿しは土が乾燥しないよう適宜水やりをし、水挿しは2~3日に1回(夏場は毎日)水を交換しながら発根を待ちます。
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途中経過(6週間後)

【6月14日】挿し木開始から6週間。霧吹きで頭から葉水をしていたら、土挿しの切り口と切り口に残った小さい葉が腐敗しました。今後は気を付けようと思います。
水挿し(天挿し)の葉が少し大きくなりました。が、


まだ発根していません。


土挿し(管挿し)の1本に変化が。3か所から新芽が伸びてきています。

向学のため抜いて水洗いしてみました。が、まだ発根していませんでした。発根していなくても芽は動きます…。

6週間経っても発根せず、なかなかのモンです。挿し直して出直し、長期戦になりそうです。
▶もくじ
途中経過(60日後)発根開始


【7月01日】挿し木開始から59日、葉をむしり取った際の残骸部分(矢印)に亀裂が入り、


【7月02日】挿し木開始から60日、やっと根が出てきました。60日は長い…。


【7月03日】挿し木開始から61日、これまでの水挿し最長記録ハナキリンの52日を抜き去りました…。


【7月04日】挿し木開始から62日、根は約7mmに。スローですが着実に。
▶もくじ
水挿しを鉢上げ


【7月07日】挿し木開始から65日、発根開始から5日、根は27mmになりました。水挿しでは、根は水に不自由していませんので細根が少なく、早く土に対応できる根にするために早めに鉢上げします。
2本めの根も出かかっていますので、本日植え付けます。


鉢は3号(9cm)プラ鉢。用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合。半分ほど土を入れて、


高さを決めたら残りの土を足し入れ、

最後に水やりをしたら鉢上げ完成です。根が馴染む2週間ほどは水切れさせないよう注意しながら、明るい日陰に置いて管理します。
土挿しの方は、前回まんまと騙されましたので、もう少し待ってみます。
▶もくじ
土挿しを鉢上げ

【7月12日】挿し木開始から10週間、挿し戻しから4週間、芽もだいぶのびてきました。70日、区切りの良いところで抜いてみましょう。


今度こそはの根は5.5cm。いっぽう、想定外の12cm級が数本。待ったカイがありました。

さっそく鉢上げして、三本揃い踏み。
直射日光は避けて、キンモクセイの木陰で暑い夏を乗り切ろうと思います。

ドラセナ・ワーネッキーの切り戻しと植え替え
一冬を越したドラセナの葉が何枚か枯れています。挿し木もしておきたいので、思い切って切り戻しました。もくじ1 切り戻し 1-1 頂芽優勢の打破2 植え替え 2-1 なぜ植え替えが必要か 2-2 見合った大きさの鉢に植える3 親株の...
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※ 画面をクリックするとYouTubeサイトに移動します
