ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    イチゴ「おおきみ」の栽培(1)苗を植え付け

    2020年10月25日
    増やしながら長年栽培を続けた「スーパージャンボイチゴ」、あまりジャンボな実が成らなくなりましたので、今後は同じくジャンボな「おおきみ」という品種を栽培していこうと思います。


    大実いちご「おおきみ」

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    大果で果実品質の優れる「さつまおとめ」を母に、極大果の「いちご中間母本農1号」を父に、農研機構さんで育成された品種です。ジューシーで甘く、酸味の調和した味わい。病気(炭疽病・うどん粉病・萎黄病)に強く、栽培しやすいのも特徴のようです。

    ちなみに、高品質なイチゴ品種の中で特に大きな実であることから命名されたそうで、「大王」を掛けた「大き実」?ですかね。

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    植え付け時の注意点は2つ

    イチゴの苗を植え付ける際に良く言われることが2つあります。

    クラウンを埋めてしまわない

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    埋めてはいけないのは株元のギザギザの部分で、王冠に見えるのでクラウンと呼ばれています。ここが成長点ですので、土が被ると腐ったり新芽が出てこなくなります。かといって、極端に浅く植えると根っこが露出して成長不良を起こします。

    余談ですが、クラウンはギリシャ語でコロナ。コロナウィルスもまた形態が王冠に似ているから、そう名付けられたそうです…。

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    苗の向きをそろえる

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    市販の苗には必ずランナーが1本残って(残して)います。親株側から伸びたランナーを切り離した跡で、これとは反対側から花茎が伸びてきますので、植え付ける際の目印になります。

    2株以上を植える際に、ランナーを向こう側にそろえて植えると、手前に実ができることになり、管理や収穫がしやすくなります。

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    60型プランターに植え付け

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    長さ60cm、幅23.5cm、高さ18.5cm(実効11cm)の横から水が抜けるタイプの60型プランターに植え付けます。

    昨年のイチゴ栽培はハクビシンとの闘いでした。実が熟れ始めると、夕方にはプランターを屋内に避難させる日々。地植えはできなくなりましたし、プランターも底から水が抜けるタイプは底面全体が汚れ、屋内設置には向きません。

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    通常は利用しませんが、このタイプは穴に栓をすれば水を貯めることができます。栓は底のネットの端っこにプラモデルのパーツみたいにくっ付いていますので、ねじって外して使います。

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    土は市販の元肥入りの花と野菜の土です。先日のユリの植え付けに初めて使用しました。吸水性も排水性も良いので、一般の培養土のように水やりの際にピートモスが水をはじいたり、貯まった水が引けるのを待つようなこともありません。

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    5ℓほど土を投入して表面をならし、ポットのまま仮置きして、高さを調整したら、

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    ランナーを向こう側にして3株を本置き。実が垂れ下がるように、気持ち手前に並べておきました。残りの土を投入したら、

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    水やりをして、完了です。

    南国愛媛ではいつ休眠するのかと思うくらい寒い冬の間も花を咲かせ、ランナーを伸ばします。屋外での栽培ですので、冬に咲く花は着果・肥大しません。これらを適時摘み取るのが冬の作業になります。

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    おおきみ苗植え付け動画