コマツナの鉢栽培(3)初収穫
2020年10月18日
収穫目安の20cmを超えましたので収穫を開始しました。
・1回:種まき
・2回:間引き
・3回:初収穫の3部構成です。今回は第3回です。
2 小松菜の真の実力
2-1 おひたしのゆで時間は15秒
2-2 しゃぶしゃぶでからし菜に変身
2-3 スープにすると白菜に変身
2-4 冷凍すると野沢菜に変身
3 ネタボ予防にも効果?

【10月07日】1本立ちから5日後、種まきから19日後。葉は葉柄込みで10cmに。培養土は元肥入りですが、薄い液体肥料を与えておきました。
【10月11日】1本立ちから9日後、種まきから23日後。葉は15cmに。うっかり、アオムシ(モンシロチョウの幼虫)に葉をかじられました…。秋にも再び発生しますので要注意です。

【10月18日】1本立ちから16日後、種まきから30日後。収穫目安の20cmを越して21cmになりました。

予想通り成長の度合いは、1株植え→2株植え→3株植えの順になりました。収穫量も加味すると、今回の5号鉢には1株か2株植えが適しているように思えます。20cmに満たないものも含め初収穫は16枚。欲しい時に欲しい分を、これも家庭菜園の醍醐味です。
▶もくじ
野菜の中ではケールに次いでカルシウム含有量が高いと言われています。ちなみに、魚・卵・きのこなどのビタミンDと一緒に摂取するとカルシウムを効率良く吸収することができます。
時にはホウレンソウの代用品?にされるコマツナですが、調理法を変えるだけでコマツナの味が大変身します。ここからはNHKガッテンの放送内容を参考にご紹介していきます。
▶もくじ

定番のおひたしのゆで時間はわずか15秒、粗熱が取れるまでそのまま放置。水につけず絞らないので、うま味や甘味がしっかり残ります。

ホウレンソウにはシュウ酸(えぐ味成分)がありますので2分ほどしっかり茹でて水にさらしますが、コマツナにはほとんどシュウ酸は入っていません。ゆで時間を短くすると、鉄分(17%)もカルシウム(20%)も多く摂れるんです。
▶もくじ

昆布を入れて湯を沸かし、沸騰したら火を止めて同量の水を加えてます。70℃くらいになったお湯に3度ほどしゃぶしゃぶとくぐらせたら、完成。

低温茹でにするとピリピリ感が味わえます。細胞から出る辛味の元となる成分が酵素の働きで辛くなりますが、100℃近いお湯で茹でてしまうと酵素は働く前に壊れてしまうからです(品種や時期などにより辛味の度合いが変わります)。
▶もくじ

沸騰したお湯に刻んだ小松菜を入れるだけ。10分ほど煮て塩で味付けしたら、完成。

小松菜のグルタミン酸の量はキャベツや白菜よりも多いので、うま味成分たっぷりの出汁がとれます。柔らかい食感も白菜に似ています。
▶もくじ


小松菜を保存袋に入れ、3%の塩を全体に軽く揉み込み、空気を抜いて冷凍庫に一晩置きます。ちなみに、一晩置くとは時間にすると6~8時間のことです。自然解凍し絞って水けを切ったら、完成。

シャキッシャキの食感とさっぱりとした味が楽しめます。個人的にはこの調理法が大好きで、黙っていたら野沢菜です…。塩はせずに、予め食べる大きさに切って冷凍したものを解凍しておひたしにすることもあります。みそ汁の具にする場合は解凍せずに使えます。
このように、小松菜は仲間(アブラナ科アブラナ属ラパ種)の持つうま味・辛味などの様々な味が引き出せる面白い野菜なんです。
▶もくじ

小松菜に含まれる黄色っぽい色素ネオキサンチンに、脂肪細胞の増加を抑える可能性が発見されたそうです。肥満は糖尿病や高血圧の原因になりますので、小松菜の新たな健康効果に期待したいところです。
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・1回:種まき
・2回:間引き
・3回:初収穫の3部構成です。今回は第3回です。
もくじ
1 21cmで初収穫2 小松菜の真の実力
2-1 おひたしのゆで時間は15秒
2-2 しゃぶしゃぶでからし菜に変身
2-3 スープにすると白菜に変身
2-4 冷凍すると野沢菜に変身
3 ネタボ予防にも効果?
21cmで初収穫


【10月07日】1本立ちから5日後、種まきから19日後。葉は葉柄込みで10cmに。培養土は元肥入りですが、薄い液体肥料を与えておきました。
【10月11日】1本立ちから9日後、種まきから23日後。葉は15cmに。うっかり、アオムシ(モンシロチョウの幼虫)に葉をかじられました…。秋にも再び発生しますので要注意です。

【10月18日】1本立ちから16日後、種まきから30日後。収穫目安の20cmを越して21cmになりました。


予想通り成長の度合いは、1株植え→2株植え→3株植えの順になりました。収穫量も加味すると、今回の5号鉢には1株か2株植えが適しているように思えます。20cmに満たないものも含め初収穫は16枚。欲しい時に欲しい分を、これも家庭菜園の醍醐味です。
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小松菜の真の実力
コマツナは栄養価の高い緑黄色野菜で、カルシウム、ビタミンA・B・C・K、鉄、カリウムなど多くの栄養素を含み、鉄はホウレンソウの1.4倍、カルシウムはホウレンソウの3.5倍多く含まれています。野菜の中ではケールに次いでカルシウム含有量が高いと言われています。ちなみに、魚・卵・きのこなどのビタミンDと一緒に摂取するとカルシウムを効率良く吸収することができます。
時にはホウレンソウの代用品?にされるコマツナですが、調理法を変えるだけでコマツナの味が大変身します。ここからはNHKガッテンの放送内容を参考にご紹介していきます。
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おひたしはゆで時間15秒


定番のおひたしのゆで時間はわずか15秒、粗熱が取れるまでそのまま放置。水につけず絞らないので、うま味や甘味がしっかり残ります。

ホウレンソウにはシュウ酸(えぐ味成分)がありますので2分ほどしっかり茹でて水にさらしますが、コマツナにはほとんどシュウ酸は入っていません。ゆで時間を短くすると、鉄分(17%)もカルシウム(20%)も多く摂れるんです。
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しゃぶしゃぶでアブラ菜に変身


昆布を入れて湯を沸かし、沸騰したら火を止めて同量の水を加えてます。70℃くらいになったお湯に3度ほどしゃぶしゃぶとくぐらせたら、完成。

低温茹でにするとピリピリ感が味わえます。細胞から出る辛味の元となる成分が酵素の働きで辛くなりますが、100℃近いお湯で茹でてしまうと酵素は働く前に壊れてしまうからです(品種や時期などにより辛味の度合いが変わります)。
▶もくじ
スープにすると白菜に変身


沸騰したお湯に刻んだ小松菜を入れるだけ。10分ほど煮て塩で味付けしたら、完成。

小松菜のグルタミン酸の量はキャベツや白菜よりも多いので、うま味成分たっぷりの出汁がとれます。柔らかい食感も白菜に似ています。
▶もくじ
冷凍すると野沢菜に変身




小松菜を保存袋に入れ、3%の塩を全体に軽く揉み込み、空気を抜いて冷凍庫に一晩置きます。ちなみに、一晩置くとは時間にすると6~8時間のことです。自然解凍し絞って水けを切ったら、完成。

シャキッシャキの食感とさっぱりとした味が楽しめます。個人的にはこの調理法が大好きで、黙っていたら野沢菜です…。塩はせずに、予め食べる大きさに切って冷凍したものを解凍しておひたしにすることもあります。みそ汁の具にする場合は解凍せずに使えます。
このように、小松菜は仲間(アブラナ科アブラナ属ラパ種)の持つうま味・辛味などの様々な味が引き出せる面白い野菜なんです。
▶もくじ
メタボ予防にも効果?

小松菜に含まれる黄色っぽい色素ネオキサンチンに、脂肪細胞の増加を抑える可能性が発見されたそうです。肥満は糖尿病や高血圧の原因になりますので、小松菜の新たな健康効果に期待したいところです。
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