ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ユリの鉢植え(1)芽出し球根の植え付け

    2020年10月06日
    ユリ農家さんからユリの球根を分けていただいたので、さっそく植え付けました。


    芽出し球根

    ゆり1
    今の時期はオランダから冷凍輸入されたものを、順を追って冷蔵で温度を変えて解凍、コンテナに1個ずつ並べて、水分を含ませたピートモスを被せて芽伸ばしされているそうです。長いものは9cmほど芽が伸びています。

    左から順に(たぶん)、
    コンカドール(黄)、カトーネ(ピンク)、シベリア(白)かプレミアムブロンド(白)。仕訳けている内にゴチャゴチャになりました…。

    一般的には秋に球根を植え付け、一定の寒さに当てて休眠打破し、暖かい春の訪れと共に地上に芽を出し、初夏に花を咲かせる…流れになります。春に出回る芽出し球根は、この冬の状態を省略して春に植え付けることができます。

    この球根は秋なのにすでに芽が出ている状態、本人(球)は今は春だと思っているはず。はてさて、これから迎える冬をどう過ごせばよいのやら。無い知恵を絞りながら挑戦してみようと思います。

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    乾燥注意と深植えする理由

    ゆり4
    ユリの球根は「鱗茎(りんけい)」と呼ばれ、短縮した茎に養分を蓄えた肉厚の鱗片葉が重なって球形になったものです。鱗茎には鱗片葉が層状になった「層状鱗茎」と、うろこ状に重なる「鱗状鱗茎」があります。タマネギやニンニクは層状鱗茎で薄皮がありますが、鱗状鱗茎のユリには薄皮がありません。

    市販の球根が湿らせたおがくずやピートモスなどに入っているのは、薄皮が無いので乾燥に弱いからです。球根を購入後は乾かないうちに直ぐに植え付けます。

    ユリの根は2種類あります。球根の下から出ている根は下根(したね)、自身を支えるための根です。芽が出た茎の下(球根のすぐ上)に出てくる根が上根(うわね)、水分や養分を吸収するための根です。この根をしっかり伸ばせるために、ユリの球根は深植えする必要があるのです。

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    植え付け

    深植えを心がけて植え付けます。春の芽出し球根を植え付ける場合もそうですが、芽の部分をそっくり地上に出して植え付けてしまうと、上根が十分伸ばせず、貧弱な苗になってしまいます。

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    8号懸崖鉢

    ゆり2 ゆり3
    鉢植えの場合は高さのある鉢を選びます。8号深鉢に1球植えにしてみます。8号ですので外径は24cm(1号=3cm)ありますが内径は約20cmです。高さは25cmですが、ウォータースペースを3cm取ると、実効深さは22cmになります。

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    新規「花と野菜の培養土」

    つち1
    今回は新たに購入した花と野菜の培養土を試してみます。左側が従来のもの、右側が新規培養土。従来のものはよくあるピートモスがフカフカしたもの、新規のは鯉のエサ?のようなペレット状の土に、バーミキュライトの粉状になったものが目立ちます。

    つち2 つち3
    従来のものは1回の水やりだけではピートモスが水をはじいて中の土は乾いたままで、スプーンですくうとパラパラと。

    一方、新規の土は1回の水やりで中まで水が浸み込んで、スプーンを傾けても落ちません。もう赤玉土を混ぜ込まなくても、これ単独で使えそうです。

    ゆり5 ゆり6
    【10月5日】では植え付けます。鉢底石が要らないので楽です。深さの1/3ほど土を入れたら、下根を広げるようにして球根を乗せ、残りの土を足し入れて、

    ゆり7
    水やりをしたら、完成です。

    ゆり8
    残りの3球も植え付けました。長い芽の2鉢は、芽が1cmほど土に隠れた状態です。

    ゆり9 ゆり10
    翌日にはもう顔を覗かせ、4日後の10月9日には4cmになりました。

    ゆり11
    培養土は元肥入りですが、すべての芽が地上に顔を出して下根が土に馴染む頃に、薄めの液体肥料を与えてみようと思います。

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    ユリ球根植え付け動画