バジルの葉挿し(2)鉢増し
2020年08月29日
前回は葉1枚を土に挿して、発根・出芽したところまでをご紹介しました。今回は茎も伸びてきましたので鉢増しをしておきました。

【8月19日】左側は次の新芽がなかなか伸びてきません。

【8月29日】7月29日に出芽してからちょうど1か月になります。左側は不調で、右側はモリモリ順調。こちらを鉢増しします。

切り戻しはしていませんが、自然に二股に分かれて伸びています。元の親葉は黄色く変色し始め、間もなく役目を終えようとしています。

葉挿し開始から46日、背の高い方は約9cm、付け根の1節も含めて頂芽まで6節あります。葉は9cm(葉柄を含めると10cm)ありますので収穫は可能ですが、もう少し苗を丈夫に育ててから、通常の苗のように高さ20cmを目途にしようと思います。
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鉢は現状よりも一回り(1号=3cm)か二回り大きい鉢が適しています。今回は一回り大きい5号鉢に植え替えます。
根は鉢にぶつかると、そこで枝分かれして育っていく性質がありますので、急に大きい鉢に植えてしまうと根が鉢になかなかぶつからず、枝分かれの少ない弱々しい株になります。
また、湿った土の多さに比べて吸い上げる水の量が少ないので鉢土が乾かない状態が長く続き、根腐れを起こす原因にもなります。
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市販の土にはピートモスが多く含んでいますので、水やりをしても水をはじいてなかなか湿らず、鉢底から水が出ていたのに中心の土は乾いたまま…ということがありますが、赤玉土を混ぜることで吸水性と排水性がグンとアップします。

鉢から抜いてみると根がビッシリ。直前に水やりをして湿らせておくと根鉢が崩れにくくなります。逆に、根鉢を崩したい時は、数日前から乾かし気味にしておくと崩しやすく作業が楽になります。
今回は根鉢は崩さずに植え付けます。鉢に1/3ほど土を入れたら苗を置き、位置と高さを決めたら、

ウォータースペースをとって残りの土を入れ、

最後にたっぷり水やりをしたら完成です。根鉢を崩していませんので根のダメージが少なく、このまま木漏れ日が差すユスラウメの株元に戻しておきます。
前回の植え付け後に、2週間ほどしたら直射日光に当てる予定でしたが、今年の猛暑は強烈ですので、様子を見ながらしばらくは木漏れ日の下で育苗する予定です。
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自然に2本仕立て


【8月19日】左側は次の新芽がなかなか伸びてきません。

【8月29日】7月29日に出芽してからちょうど1か月になります。左側は不調で、右側はモリモリ順調。こちらを鉢増しします。

切り戻しはしていませんが、自然に二股に分かれて伸びています。元の親葉は黄色く変色し始め、間もなく役目を終えようとしています。

葉挿し開始から46日、背の高い方は約9cm、付け根の1節も含めて頂芽まで6節あります。葉は9cm(葉柄を含めると10cm)ありますので収穫は可能ですが、もう少し苗を丈夫に育ててから、通常の苗のように高さ20cmを目途にしようと思います。
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鉢増し
バジルは生育が旺盛ですので、鉢増しをしてさらなる成長を促します。見合う大きさの鉢に植え替え

鉢は現状よりも一回り(1号=3cm)か二回り大きい鉢が適しています。今回は一回り大きい5号鉢に植え替えます。
根は鉢にぶつかると、そこで枝分かれして育っていく性質がありますので、急に大きい鉢に植えてしまうと根が鉢になかなかぶつからず、枝分かれの少ない弱々しい株になります。
また、湿った土の多さに比べて吸い上げる水の量が少ないので鉢土が乾かない状態が長く続き、根腐れを起こす原因にもなります。
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市販の培養土に赤玉土を混合
使用する土は市販の肥料入り「花と野菜の土」7:赤玉土(小粒)3の配合です。市販の土にはピートモスが多く含んでいますので、水やりをしても水をはじいてなかなか湿らず、鉢底から水が出ていたのに中心の土は乾いたまま…ということがありますが、赤玉土を混ぜることで吸水性と排水性がグンとアップします。


鉢から抜いてみると根がビッシリ。直前に水やりをして湿らせておくと根鉢が崩れにくくなります。逆に、根鉢を崩したい時は、数日前から乾かし気味にしておくと崩しやすく作業が楽になります。
今回は根鉢は崩さずに植え付けます。鉢に1/3ほど土を入れたら苗を置き、位置と高さを決めたら、


ウォータースペースをとって残りの土を入れ、

最後にたっぷり水やりをしたら完成です。根鉢を崩していませんので根のダメージが少なく、このまま木漏れ日が差すユスラウメの株元に戻しておきます。
前回の植え付け後に、2週間ほどしたら直射日光に当てる予定でしたが、今年の猛暑は強烈ですので、様子を見ながらしばらくは木漏れ日の下で育苗する予定です。
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