ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    マーガレットの挿し木 土挿しと水挿しで

    2020年06月20日
    株元が蒸れて葉が枯れていますので、切り戻して挿し木しておきました。


    挿し穂づくり

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    先月5月は綺麗に咲いていたマーガレット、今月になって花が早めに枯れるようになりました。

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    土も乾きにくくなっていましたので株元を見てみると蒸れて葉が枯れています…。

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    株元の密集した枝を間引き剪定すると、中心の木化した茎も見えるようになり、日当たりと通気性が格段に良くなりました。

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    【6月04日】間引いた枝は捨てずに、挿し穂にして挿し木しておきます。

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    下葉を取り除き切り口を切り直す

    挿し穂は扱いやすいように7cmほどで切りそろえました。蒸散を防ぐために、下葉や大きい葉を取り除き、発根に集中させるために蕾も取り除きます。

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    吸水がスムーズに行えるように、先端をよく切れるカッターナイフなどで斜め45度にスパッと滑らかに切り直します。反対側も薄く削ってクサビ形にしておくと断面積が広くなります。

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    6本の挿し穂づくりが完成しました。小一時間水あげしておきます。

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    土挿しと水挿しの2パターン

    ブログ記事としてはこれまでに、水挿し2回と土挿し1回を単独でご紹介しています。今回は同時に2パターンを行ってみました。

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    用土は赤玉土の単用

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    用土はふるいに掛けて微塵を取り除いた未使用の赤玉土(小粒)のみで、挿し木には腐葉土や肥料などは混ぜません。

    あらかじめ土を湿らせておいて、割りばしなどの細い棒で穴を開けておくと挿しやすく、挿し穂の先端を傷付ける心配もありません。

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    穴に挿したら周りの土を軽く指で押さえて、最後にたっぷりと水やり。赤玉土が締まって挿し穂が安定します。

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    ペットボトル水挿し器

    まーがれっと14 まーがれっと13水挿しの方は簡単で、ペットボトル水挿し器に挿して完成です。900mlの下部に280mlの上部を組み込んだもので、9cmポットトレイにもすっぽり収まります。

    明るい日陰に置いて、土挿しは土が乾かないよう水やりをし、水挿しは2~3日に1回水を交換しながら発根を待ちます。

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    9日後に発根開始

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    【6月13日】挿し木開始から9日後、発根が始まりました。

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    【6月16日】発根開始から3日後、根は13mmになり、2本目も。

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    16日後に鉢上げ

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    【6月20日】発根開始から7日後、挿し木開始から16日後、根は6cmに。

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    残りの2本は、根は短い(最長3cm)ですが8本、12mmのが1本。

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    土挿しのも見てみました。6cm級の根が数本のもあれば、少し寂しいのも。でも水挿しに比べて根がゴツゴツして丈夫そうです。水を求めて赤玉土にぶつかりながら逞しく伸びていたのが想像できます。

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    少ないのも短いのもありましたが6本とも鉢上げしておきました。経験上、マーガレットの挿し木では発根量やスピードにバラツキが出るというのが印象です。

    3.5号プラ鉢に、用土は市販の花と野菜の土(肥料入り)7:赤玉土(小粒)3の配合です。赤玉土を混ぜることで吸水性と排水性がグンと良くなります。

    2週間ほど明るい日陰で管理して、その後徐々に日に当てていく予定です。

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    マーガレット挿し木動画
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