ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    食べたメロンの種を鉢植え(2)定植~摘心

    2020年06月05日
    久しぶりに食べたメロンの種をまいて鉢植えでメロン栽培をしています。
    1回「種まき~育苗」
    ・2回「定植~摘心」
    3回「整枝~交配」
    4回「摘果~ネット」
    5回「収穫~追熟」の5部構成で、今回は第2回です。


    定 植

    【6月05日】昨日、無事に30日の育苗期間を終えましたので、5月5日の種まきからちょうど1か月(31日)後の6月5日、鉢に定植しました。5年前は地植えにして、強風や雨に打たれて痛い目にあいましたので、今回は軒下に避難できるよう鉢植えにしてみようかと。

    鉢は10号懸崖鉢

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    鉢は10号懸崖鉢です。鉢やプランター栽培では土の量が限られますので、できるだけ大きいのが理想ですが、手持ちはこれしかありません。内径27.5cm、高さ33cm(実効30cm)、移動用にはイイかも。

    以前、ピーマンやミニトマトを栽培したことがありますが、近年は棚板を渡して台として使っていましたので、久しぶりに日の目を見ました。鉢底石を敷いてスタンバイ。鉢底石が排水性を高める効果が期待できるのは6号鉢以上からです。

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    土は花と野菜の土7:赤玉土3の配合

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    用土は、今回も市販の花と野菜の土(肥料入り)7:赤玉土(小粒)3にブレンドした土を使います。赤玉土を混ぜると吸水性、排水性が格段にアップします。

    土の表面が乾いて水やりをしたけど、水がはじいて実際は土の表面しか湿っていなかった…といったトラブルも防ぐことができます。土は約12ℓ入りました。

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    万能ネギを混植

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    土を少し出して植穴を作ります。根鉢が5~10mm出るくらいの浅植えにしておくと、つる枯病の予防に効果があるそうです。ポットを仮置きして高さを調整しておきます。

    植穴にプランターで栽培中の万能ネギ(細ネギ)をコンパニオンプランツとして移植します。ネギの鱗茎や根には土壌病害に強い拮抗性微生物シュードモナス細菌が生息し、青枯病・立枯病・萎ちょう病などの発生を抑える効果があると言われています。

    また、ネギの根からは土壌pHを高める物質が揮散しているそうで、化成肥料を使うことで酸性に偏りがちな土壌を弱酸性に保つ効果も見込めます。まさに万能!

    余談ですが、ネギ類の臭いがウリ科の植物にとっては大敵となるウリハムシに対して忌避効果があるとかないとか…。

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    苗をポットから抜いてみましょう、ちょうど良い根の張り具合です。12cmでこれですから、9cmポットだと小さ過ぎますネ。鉢底ネットを外して、ネギの根と絡むように上に乗せます。

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    土を戻して植え付けます。ネギは根を傷めましたので、地上部を切り取って負担を軽くし、綺麗な元気な葉が出るのを促します。

    強風や鉢の移動時に苗が折れてしまうのを防ぐために、仮支柱を斜めに立てて麻ひもで誘引します。最後にたっぷり水やりして植え付け完了です。

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    もう1本用意しておきました。

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    摘 心

    側枝(子づる)2本を残して2本仕立てを予定していますので、主枝(親づる)を摘心して子づるを伸ばす作業を行います。

    本葉5~6枚で

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    【6月10日】植え付けて5日後、本葉5枚目と6枚目が出てきました。本葉5~6枚の時が親づる摘心の適期ですので本日切り戻しました。

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    5枚目の下で、消毒済みのハサミを使って切り取りました。色が薄くなった子葉も役目を終えたようですので取り除きました。

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    1週間ほどして、4本の中から長さのそろった力強い子づる2本を残す予定です。子づるが伸びてきたら本支柱を立てて誘引しようと思います。

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    メロンの種まき動画2
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