バジルの種まき
2020年05月03日
寒の戻りもあったりで今年の4月は寒い印象がありました。5月に入ると急に気温が上昇してきましたので、バジルの種まきをしておきました。
2 9cmポリポットにブレンド土で
3 種に水をかけてみると
4 発芽~間引き~育苗
4.1 05日後:1本が発芽
4.2 08日後:子葉が開いて1回目の間引き
4.3 18日後:本葉2枚で1本立ち&液体肥料
4.4 25日後:1本立ちから1週間&2度目の液肥
4.5 31日後:本葉6枚で育苗終了
5 定 植

昨秋10月16日に完熟したものだけを収穫した時の種です。冷蔵庫の野菜室で保管していました。暗くて低温で乾燥していて、絶好の保管場所です。
発芽適温(地温)は20~25℃とやや高めで、種まきの適期は4~6月です。
▶もくじ
【1】土は市販の「花と野菜の土」7:赤玉土(小粒)3の割合でブレンドしました。サニーレタスの種まきでも苦労しましたが、市販の培養土100%ではピートモスが水をはじいて吸水に苦労します。赤玉土を混ぜると排水性が高まり、底面給水の必要もありません。
ちなみに、9cmポリポットに市販の培養土100%の場合、ジョウロの水やり1回では湿るのは表面だけ、土をかき混ぜて水やり2回目でも底の方はまだ湿らず、さらにかき混ぜて3回目でやっとすべての土が湿った状態になりました。
【2】先に水をまいて土を十分湿らせておきます。地面に直に蒔くときもそうですが、こうしておくと最後の水やりで種が浮いて流れる心配もありません。
【3】土の表面をならして、中央にごく浅いくぼみを作って、
【4】「花と野菜の土」をふるいに掛けて得た細粒をうすく蒔きます。ピートモスやバーミキュライト、腐葉土の粉がふんわりと良いクッションになります。
【5】霧吹きでこの細粒を湿らせておきます。
【6】中央に4粒ずつ種を蒔いて、
【7】その上に細粒をうすく被せます。バジルは発芽に光が必要な好光性種子ですので、深く埋めたり厚く土を被せないようにします。土は被せなくても構いませんが、土があると種を乾燥から守ってくれます。
【8】最後に霧吹きで湿らせて、
【9】完成です。あとは明るい日陰に置いて、乾かないよう注意しながら発芽を待ちます。好光性種子ですが、直射日光が必要なわけではありません。
▶もくじ

そこで、種だけで実験してみました。霧吹きで水をかけてみると、

膨れるわ膨れるわ、まるでチアシード、5分も待たずゼリー状の膜でスッポリ覆われました。「バジルシード」と呼ぶそう、ダイエット食品としても有名?なんだそうですね、まったく知りませんでしたのでオドロキました。
▶もくじ

【5月07日】種まきから5日後、最初の1本が発芽しました。発芽後は明るい日陰から良く日の当たる場所に移動させます。

【5月10日】種まきから8日後、1番発芽から3日後、ほぼほぼ出そろった感が。24粒まいて17粒が発芽しました。発芽前にナメクジに攻撃された割にはまずまずです。

その景況で1本しかないポットでは、間引きを予定している苗の方が立派ですので移植します。穴を掘って苗を水平移動して植え付けました。

苗が小さいのでピンセットで1回目の間引きをして1ポット2本(1か所除いて)にしました。

バジルの子葉は変わった形をしていますネ。
▶もくじ


【5月20日】種まきから18日後、本葉2枚が日に日に大きくなってきましたので間引いて1本立ちさせます。
苗が接近していて、引き抜くと残したい方の苗の根も傷めてしまうことがありますので、ハサミでカットしました。間引きならぬ間切り…。

苗がぐらつかないよう土寄せをして、水やりの代わりに液体肥料を与えておきました。

本葉の長さ(直線)は11mm、3枚目と4枚目が出かかっています。
▶もくじ

【5月27日】種まきから25日後、1本立ちから1週間が経ちました。2度目の液肥を与えておきました。

本葉は35mm、7日間で24mm伸びました。3枚目と4枚目は10mmほどになっています。定植(本葉4~6枚)までもうしばらくかかりそうです。

【6月02日】5月2日の種まきからちょうど1か月、本葉1枚目と2枚目は65mmになりました。

本葉が4~6枚で定植適期なんですが、どの状態なのか定かではありません。本葉が5枚目と6枚目も出ていますし、種まきからちょうど1か月の切りの良いところで育苗終了と決定しました。
▶もくじ

【6月02日】今年は鉢植えでも育ててみようと思います。鉢は5号(15cm)プラ鉢です。ポットが3号(9cm)ですので二回り(2号分)大きい鉢ということになります。最終的に7号鉢に植え替える予定です。
根は鉢にぶつかると、そこで枝分かれして育っていく性質がありますので、小さい苗をいきなり7号鉢に植えてしまうと根が鉢になかなかぶつからず、枝分かれの少ない弱々しい株になります。また、湿った土の多さに比べて吸い上げる水の量が少ないので鉢土が乾かない状態が長く続き、根腐れを起こす原因にもなります。
用土は種まきと同じ、市販の花と野菜の土7:赤玉土(小粒)3にブレンドした土です。
高さが20cmになったら、下から3節目の上で摘心して初収穫の喜びを味わい、その後は大量生産?へと進みます。
▶もくじ
種に水をかけてみたら動画はこちらです
※ 画面をクリックするとYouTubeに移動します

種まき動画はこちらです
※ 画面をクリックするとYouTubeに移動します

もくじ
1 前年の秋に採取した自家製の種で2 9cmポリポットにブレンド土で
3 種に水をかけてみると
4 発芽~間引き~育苗
4.1 05日後:1本が発芽
4.2 08日後:子葉が開いて1回目の間引き
4.3 18日後:本葉2枚で1本立ち&液体肥料
4.4 25日後:1本立ちから1週間&2度目の液肥
4.5 31日後:本葉6枚で育苗終了
5 定 植
前年の秋に採取した自家製の種で


昨秋10月16日に完熟したものだけを収穫した時の種です。冷蔵庫の野菜室で保管していました。暗くて低温で乾燥していて、絶好の保管場所です。
葉を天ぷらにして食べるとたくさん消費できることに気を良くしたあと、種を採ろうとそのまま花を咲かせていたバジル。花も終盤を迎えた快晴の今日、採種しました。もくじ1 サヤが茶色く変色2 完熟の種だけを採取3 冷蔵庫の...
発芽適温(地温)は20~25℃とやや高めで、種まきの適期は4~6月です。
▶もくじ
9cmポリポットにブレンド土で
【5月02日】管理しやすいので3号(9cm)ポリポットに蒔きます。根鉢を太らせてから鉢か地面に植え付ける予定です。【1】土は市販の「花と野菜の土」7:赤玉土(小粒)3の割合でブレンドしました。サニーレタスの種まきでも苦労しましたが、市販の培養土100%ではピートモスが水をはじいて吸水に苦労します。赤玉土を混ぜると排水性が高まり、底面給水の必要もありません。
ちなみに、9cmポリポットに市販の培養土100%の場合、ジョウロの水やり1回では湿るのは表面だけ、土をかき混ぜて水やり2回目でも底の方はまだ湿らず、さらにかき混ぜて3回目でやっとすべての土が湿った状態になりました。
【2】先に水をまいて土を十分湿らせておきます。地面に直に蒔くときもそうですが、こうしておくと最後の水やりで種が浮いて流れる心配もありません。
【3】土の表面をならして、中央にごく浅いくぼみを作って、
【4】「花と野菜の土」をふるいに掛けて得た細粒をうすく蒔きます。ピートモスやバーミキュライト、腐葉土の粉がふんわりと良いクッションになります。
【5】霧吹きでこの細粒を湿らせておきます。
【6】中央に4粒ずつ種を蒔いて、
【7】その上に細粒をうすく被せます。バジルは発芽に光が必要な好光性種子ですので、深く埋めたり厚く土を被せないようにします。土は被せなくても構いませんが、土があると種を乾燥から守ってくれます。
【8】最後に霧吹きで湿らせて、
【9】完成です。あとは明るい日陰に置いて、乾かないよう注意しながら発芽を待ちます。好光性種子ですが、直射日光が必要なわけではありません。
▶もくじ
種に水をかけてみると
実は、完成後に土の表面をよ~く見ると一部に変なモノが土から顔を覗かせていました。なんと、白く膨張した種でした。
そこで、種だけで実験してみました。霧吹きで水をかけてみると、

膨れるわ膨れるわ、まるでチアシード、5分も待たずゼリー状の膜でスッポリ覆われました。「バジルシード」と呼ぶそう、ダイエット食品としても有名?なんだそうですね、まったく知りませんでしたのでオドロキました。
▶もくじ
発芽~間引き~育苗
05日後:1本が発芽

【5月07日】種まきから5日後、最初の1本が発芽しました。発芽後は明るい日陰から良く日の当たる場所に移動させます。
08日後:子葉が開いて1回目の間引き

【5月10日】種まきから8日後、1番発芽から3日後、ほぼほぼ出そろった感が。24粒まいて17粒が発芽しました。発芽前にナメクジに攻撃された割にはまずまずです。

その景況で1本しかないポットでは、間引きを予定している苗の方が立派ですので移植します。穴を掘って苗を水平移動して植え付けました。

苗が小さいのでピンセットで1回目の間引きをして1ポット2本(1か所除いて)にしました。

バジルの子葉は変わった形をしていますネ。
▶もくじ
18日後:本葉2枚で1本立ち&液体肥料



【5月20日】種まきから18日後、本葉2枚が日に日に大きくなってきましたので間引いて1本立ちさせます。
苗が接近していて、引き抜くと残したい方の苗の根も傷めてしまうことがありますので、ハサミでカットしました。間引きならぬ間切り…。

苗がぐらつかないよう土寄せをして、水やりの代わりに液体肥料を与えておきました。

本葉の長さ(直線)は11mm、3枚目と4枚目が出かかっています。
▶もくじ
25日後:1本立ちから1週間&2度目の液肥

【5月27日】種まきから25日後、1本立ちから1週間が経ちました。2度目の液肥を与えておきました。

本葉は35mm、7日間で24mm伸びました。3枚目と4枚目は10mmほどになっています。定植(本葉4~6枚)までもうしばらくかかりそうです。
31日後:本葉6枚で育苗終了

【6月02日】5月2日の種まきからちょうど1か月、本葉1枚目と2枚目は65mmになりました。

本葉が4~6枚で定植適期なんですが、どの状態なのか定かではありません。本葉が5枚目と6枚目も出ていますし、種まきからちょうど1か月の切りの良いところで育苗終了と決定しました。
▶もくじ
定 植


【6月02日】今年は鉢植えでも育ててみようと思います。鉢は5号(15cm)プラ鉢です。ポットが3号(9cm)ですので二回り(2号分)大きい鉢ということになります。最終的に7号鉢に植え替える予定です。
根は鉢にぶつかると、そこで枝分かれして育っていく性質がありますので、小さい苗をいきなり7号鉢に植えてしまうと根が鉢になかなかぶつからず、枝分かれの少ない弱々しい株になります。また、湿った土の多さに比べて吸い上げる水の量が少ないので鉢土が乾かない状態が長く続き、根腐れを起こす原因にもなります。
用土は種まきと同じ、市販の花と野菜の土7:赤玉土(小粒)3にブレンドした土です。
高さが20cmになったら、下から3節目の上で摘心して初収穫の喜びを味わい、その後は大量生産?へと進みます。
▶もくじ
種に水をかけてみたら動画はこちらです
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