ガジュマルの剪定(切り戻し)
2009年04月20日
今日は朝から曇り空で風も強いので室内でガジュマルの剪定をしてみました。”多幸の木”とも呼ばれ、精霊が住むと言われています。
【1回目:4月2日】

秋からずっと伸ばしっぱなしで見栄えが悪くなりました。
葉の付けねから新芽が伸びてきますので、葉のすぐ上の5mmぐらいのところで切り戻します。葉が内側にあれば新芽は内側に伸び、葉が外側にあれば新芽は外側に伸びます。摘心を繰り返し、こんもりと茂るほうが見栄えがいいので、それほど神経質にならなくてもいいかと思います。

ゴムの木の仲間ですので切り口から白い樹液が出ます。切った枝で挿し木をする場合はこの樹液は洗い流します。

じっくり見てみると、精霊が住むと言うよりも…。
【2回目:7月7日】

5月の末ごろから葉ダニの攻撃にあい、葉の色がおかしくなっていました。ホースでのシャワー放水荒療法と、葉摘みや新芽が出たことで、今は本来の姿を取り戻しています。葉ダニはもういません。乾燥すると繁殖するようです。

古い切り口が前回4月2日に切った場所です。しっかりわき芽が伸びています。剪定を繰り返すことで、ボリューム感のある樹形になります。

今回はそれより2節上あたりで切ってみます。短い枝以外は全ての頂芽を切りました。
頂芽からは植物ホルモン・オーキシンが分泌されサイトカイニンの働きを弱めて、側芽が成長するのを抑制しています(頂芽優勢)。頂芽を切るとサイトカイニンの働きで下の側芽が動きだし、結果的に枝が増え葉が茂ります。

スッキリしました。切り口から白い樹液が出ます。サラサラしていますが、指でこねると結構粘着力があります。かぶれたりもしないので害はないと思います。

購入時すでに切られていた気根の部分から新たな気根が出てきました。この気根が土に向かって伸び、それが土に到達すると太くなり、支持根になると言われています。今の根の形が気に入っていますので、残念ですがこの根は切ります。

裏側を見てみますと新たな小さい枝と共に、こちらにも気根が出ていました。
このまま伸ばしてみようかとも思いましたが、根の出る位置が高すぎて、支持根になってもバランスが悪くなりますので、残念ですがこちらも切ります。見てみたい気もするのですが…。
【1回目:4月2日】

秋からずっと伸ばしっぱなしで見栄えが悪くなりました。
葉の付けねから新芽が伸びてきますので、葉のすぐ上の5mmぐらいのところで切り戻します。葉が内側にあれば新芽は内側に伸び、葉が外側にあれば新芽は外側に伸びます。摘心を繰り返し、こんもりと茂るほうが見栄えがいいので、それほど神経質にならなくてもいいかと思います。

ゴムの木の仲間ですので切り口から白い樹液が出ます。切った枝で挿し木をする場合はこの樹液は洗い流します。


じっくり見てみると、精霊が住むと言うよりも…。
【2回目:7月7日】

5月の末ごろから葉ダニの攻撃にあい、葉の色がおかしくなっていました。ホースでのシャワー放水荒療法と、葉摘みや新芽が出たことで、今は本来の姿を取り戻しています。葉ダニはもういません。乾燥すると繁殖するようです。

古い切り口が前回4月2日に切った場所です。しっかりわき芽が伸びています。剪定を繰り返すことで、ボリューム感のある樹形になります。

今回はそれより2節上あたりで切ってみます。短い枝以外は全ての頂芽を切りました。
頂芽からは植物ホルモン・オーキシンが分泌されサイトカイニンの働きを弱めて、側芽が成長するのを抑制しています(頂芽優勢)。頂芽を切るとサイトカイニンの働きで下の側芽が動きだし、結果的に枝が増え葉が茂ります。

スッキリしました。切り口から白い樹液が出ます。サラサラしていますが、指でこねると結構粘着力があります。かぶれたりもしないので害はないと思います。

購入時すでに切られていた気根の部分から新たな気根が出てきました。この気根が土に向かって伸び、それが土に到達すると太くなり、支持根になると言われています。今の根の形が気に入っていますので、残念ですがこの根は切ります。

裏側を見てみますと新たな小さい枝と共に、こちらにも気根が出ていました。
このまま伸ばしてみようかとも思いましたが、根の出る位置が高すぎて、支持根になってもバランスが悪くなりますので、残念ですがこちらも切ります。見てみたい気もするのですが…。
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