カレンソウ(センテッドゼラニウム)の植え替え
2019年04月28日
昨年の夏に新規加入したセンテッドゼラニウム(ニオイゼラニウム)の一つで、蚊を寄せ付けない効果のあるといわれるカレンソウ(蚊連草)です。伸びてきましたので切り戻しと植え替えを行いました。


耐寒温度は3℃ですので軒下でも越冬可能でしたが、香りが良いので縁側の越冬地で一冬越しました。
楽しみにしていた花は4月の初め頃から咲き始めました。普通のゼラニウムに比べて花弁は小さくて細く花径は2cmほど、旗弁のように直立した2枚の花弁と、細い花弁が下に3枚の5弁花です。
香りが良くて花も楽しめて蚊も追い払う、一石三鳥のカレンソウです。本来の目的である蚊を遠ざける効果はまだ体感していませんので、今夏はぜひ実証してみたいものです。
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植え替える前に切り戻しを行いました。整枝すると同時に、切り戻すことでわき芽が成長し(頂芽優勢打破)、枝数が増えることで結果的に花数も増えることになります。

外側に向かって出ている芽の上で切り戻すと、枝が外に広がるバランスの良い姿になります。ここの場合、1段下で切ると内に向かって強い枝が伸びてしまいます。忌枝と呼ばれ、バランスを崩し、日当たりや通気性を悪くします。
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植え替えは1~2年に一度、適期は4~5月と9月です。
用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合で、鉢は現在のものよりも一回り(1号=3cm)大きい14.5cm角のプラ鉢。普通鉢(口径と高さが同じ)から今回は深鉢(口径よりも高さがある)に替えますので、少しだけカサ上げするために鉢底石を置きます。
ちなみに、排水性を高めるために敷く鉢底石は6号鉢(18cm)以上の場合に効果があります。5号鉢(15cm)以下では排水性の良い土さえ使用すれば敷く必要はありません。

鉢から抜くと、植え付けて9か月が経ちますが、しっかりと根が回っていました。地上部をカットしましたので、バランスをとるために根も少しカットしてから植え付けます。
根鉢を崩す場合は鉢土は乾かし気味に、根鉢を崩さない場合は事前に湿らせておくと作業がしやすくなります。

用土を少し入れ、株を置いて位置と高さを決めたら、

用土を入れていきます。ズレないよう株と鉢を持って、鉢を地面にコンコンして隙間を埋めていきます。割りばしなどでつつくと赤玉土が崩れて微塵が増えてしまいますので、細い棒は使いません。

ウォータースペース(鉢の縁から下2~3cmの部分)まで土を足して、最後に水やりをしたら完成です。鉢底に微塵が残ると排水性が悪くなって根腐れを起こす場合がありますので、鉢底から綺麗な水が出るようになるまでたっぷりと水やりを行います。

室内での蚊を遠ざける効果の目安は6帖に1鉢だそうです。まだ数鉢欲しいので、剪定枝を使って挿し木をしておこうと思います。10月は失敗しましたが…。
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花も楽しめるニオイゼラニウム




耐寒温度は3℃ですので軒下でも越冬可能でしたが、香りが良いので縁側の越冬地で一冬越しました。
楽しみにしていた花は4月の初め頃から咲き始めました。普通のゼラニウムに比べて花弁は小さくて細く花径は2cmほど、旗弁のように直立した2枚の花弁と、細い花弁が下に3枚の5弁花です。
香りが良くて花も楽しめて蚊も追い払う、一石三鳥のカレンソウです。本来の目的である蚊を遠ざける効果はまだ体感していませんので、今夏はぜひ実証してみたいものです。
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切り戻してわき芽を伸ばす

植え替える前に切り戻しを行いました。整枝すると同時に、切り戻すことでわき芽が成長し(頂芽優勢打破)、枝数が増えることで結果的に花数も増えることになります。


外側に向かって出ている芽の上で切り戻すと、枝が外に広がるバランスの良い姿になります。ここの場合、1段下で切ると内に向かって強い枝が伸びてしまいます。忌枝と呼ばれ、バランスを崩し、日当たりや通気性を悪くします。
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植え替え適期は4~5月と9月


植え替えは1~2年に一度、適期は4~5月と9月です。
用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合で、鉢は現在のものよりも一回り(1号=3cm)大きい14.5cm角のプラ鉢。普通鉢(口径と高さが同じ)から今回は深鉢(口径よりも高さがある)に替えますので、少しだけカサ上げするために鉢底石を置きます。
ちなみに、排水性を高めるために敷く鉢底石は6号鉢(18cm)以上の場合に効果があります。5号鉢(15cm)以下では排水性の良い土さえ使用すれば敷く必要はありません。

鉢から抜くと、植え付けて9か月が経ちますが、しっかりと根が回っていました。地上部をカットしましたので、バランスをとるために根も少しカットしてから植え付けます。
根鉢を崩す場合は鉢土は乾かし気味に、根鉢を崩さない場合は事前に湿らせておくと作業がしやすくなります。


用土を少し入れ、株を置いて位置と高さを決めたら、


用土を入れていきます。ズレないよう株と鉢を持って、鉢を地面にコンコンして隙間を埋めていきます。割りばしなどでつつくと赤玉土が崩れて微塵が増えてしまいますので、細い棒は使いません。


ウォータースペース(鉢の縁から下2~3cmの部分)まで土を足して、最後に水やりをしたら完成です。鉢底に微塵が残ると排水性が悪くなって根腐れを起こす場合がありますので、鉢底から綺麗な水が出るようになるまでたっぷりと水やりを行います。

室内での蚊を遠ざける効果の目安は6帖に1鉢だそうです。まだ数鉢欲しいので、剪定枝を使って挿し木をしておこうと思います。10月は失敗しましたが…。
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