ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    オモトの割り子と芋切り

     引き続きオモトです。今回は切り戻しと株分けです。オモトの栽培は鑑賞法はじめ、用語や道具にも独特の世界があります。私のはなんちゃってオモト栽培、正統派ではありませんのであらかじめ…。


    株分けは「割り子」

    オモト1
     地植えにしていた獅子葉を昨年鉢に戻しました。オモトの葉は普通3年目で枯れ落ちるそうで、葉が落ちた部分が根茎となり「芋」と呼ばれています。あえて芋を露出させてみましたが、やはりビジュアル的にはムリがありました。

    オモト2
     子株のことを「子」と呼び、子が発芽することを「子上がり」と呼びます。子ができていますので株分けをします。親芋から子を切り離すことを「割り子」と呼びます。

     鉢から抜いて傷んだ根や汚れを取り除いて根洗いし、子株に根が3本以上付いているのを確認してから割ります。

    オモト3 オモト4
     「ランセット」と呼ばれる両刃の薄い刃物を用いるのが普通ですが、持ち合わせていませんのでカッターナイフを使って切り離しました。

    オモト5 オモト6
     切り口には腐敗防止に桑炭の粉を水で練ったものを塗るのが普通ですが、今回は融合剤を塗ります。切り口が小さいので筆に移すと塗りやすくなります。

     桑炭も融合剤も持ち合わせていない場合は、日陰に置いて切り口を乾燥させてから植え付けます(以前はそうしていました)。

    オモト7 オモト8
    オモト9
     日向土(単用)で植え付けて、色の変化で乾燥具合が分かるように表層に赤玉土(小粒)を敷きました。

     植え付けの仕方はこちらをご覧ください。

    オモトの植え替え -日向土の単用-

     春の植え替えシリーズが続きます。今回はキジカクシ科スズラン亜科オモト属のオモト(万年青)です。もくじ1 適期は3~4月と9~10月2 日向土の単用で植え付け適期は3~4月と...


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    切り戻しは「芋切り」

    オモト10
     芋切りは、「芋吹き」といって切った芋を根伏せのようにして「芽当たり」(子株の卵)を強制発芽させて増やす時や、新根の発生を促して株の若返りを図る時にも行います。今回は若返りと整枝目的で切り戻します。

    オモト11 オモト12
     切るルートを目算して、この辺りから切ってみます。カッターは固定して芋の方を動かすようにして切ると、初めてでしたが簡単に切れました。

    オモト13 オモト14
     こちらの切り口は大きいので、融合剤を直接塗ってから筆で伸ばすとうまくいきます。

    オモト15
     こちらも日向土の単用で植え付けました。

    オモト16
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     もう一鉢の方も同じようにして植え付けました。

    オモト18
     切り戻した親株は先日植え替えた株の親で、10年近くになります。良かれと思い地面に降ろしたら、ナメクジやダンゴムシに葉を食べられ悲惨な姿に。芋切りしたことで若返り、元気にまた子株を増やして欲しいものです。

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