越冬クロッサンドラの植え替え
2019年04月12日

昨年の8月末に剪定枝7本を挿し木(土挿し&水挿し)し、9~10月に鉢上げして一冬越した挿し木苗の植え替えを行いました。
植え替えは1年に一度、適期は4~6月
寒さに弱く(耐寒温度7~8℃)、花壇など地植えにされた場合は1年草扱いになります。室内に移動させれば越冬は可能ですが、7本のうち4本は枯らせてしまいました。
使用する鉢は市販の苗が植わっていたプラ鉢をリサイクル、育苗用にぴったりです。土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合です。


鉢底の穴が大きいので、用土が流出しないよう赤玉土の中粒を敷いて、用土を少し入れてスタンバイ。

根鉢は崩さずに植え替えるつもりでしたが、根鉢は形成されておらずパラパラと自然分解。ことのほか成長が遅いので根を観察するのには好都合でした。
白くて太い、いつもの根ですが、先端が黒っぽく変色して腐っているものもあります。挿し木は適期の4~6月に行い、十分成長させてから冬を迎えさせるのが良いですね。


苗を置いて高さと位置を決めたら、残りの土を入れていきます。
根と土の間に隙間があると根の生育が悪くなりますので、鉢を地面にコンコンすると用土が隙間なく入るようになります。細い棒で突くと、赤玉土の粒がつぶれて微塵が増え、排水性が悪くなることがあります。

最後にたっぷり水やりをして完成です。気温も上昇し始めましたので、これでしっかり成長して欲しいものです。
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親株が不調…

年明けまでは花も咲かせて順調でしたが…。


地上部は哀れな姿になっていますが、鉢から抜いてみると根は意外とガッシリしています。根と地上部を整理して、

一縷の望みを抱いて植え替えてみました。さて、どうなりますやら…。
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