ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    木立性ベゴニアの挿し木

    2009年07月03日
     木立性ベゴニアが3mを越して玄関戸に激突してきましたので、先端1mほどを切り戻して、切った枝で挿し木をしておきました。

    べごにあ1
     剪定したあと、花を中央に寄せてみました。今年初めて花をつけました。背が高すぎて日当たりが悪いのか、葉の色はもう一つです。いずれは新しい株と世代交代です。         

    べごにあ2
     これは去年春に挿し木したものです。今年初めて花をつけました。ある程度伸びてから頂芽(ちょうが)を剪定しましたが、脇芽は3本しか伸びていません。
       
    べごにあ3
     切った枝を1時間ほど水上げしました。葉が大きいので1/2~3/4カットし、そのまま水挿しにしてみました。

    べごにあ4
     15日後の状態です。8本の内6本が発根していました。鉢上げにはまだ少し早いようです。

    べごにあ5
     これは去年秋に挿し木したものです。小さいまま冬越しした方が節間が詰まっていい具合になるみたいです。背丈、葉の色など結構気に入ってます。

    べごにあ6
     小さいうちに頂芽を剪定するといいようで、切って半月程で脇芽が動きました。頂芽優勢のメカニズムです。頂芽からは植物ホルモン・オーキシンが分泌されサイトカイニンの働きを弱めて、側芽が成長するのを抑制しています(頂芽優勢)。頂芽を切るとサイトカイニンの働きで下の側芽が動きだし、結果的に枝が増え葉が茂ります。

     葉、茎が増えて、秋の開花に期待です。

    ◇◇追記:7月13日◇◇

    べごにあ7
     さらに10日後、水挿しから25日経過です。8本全てに根が出ましたので植え付けることにしました。用土はピートモスを加えて、赤玉土(小粒)6:腐葉土2:ピートモス2の配合です。

    べごにあ8
     根が多く出ている4本をポットに植えました。秋まで育成し、様子を見て鉢に植え替えます。
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