ヒポエステスの冬毛
2018年12月22日
ここのところ、最高気温が15℃を超える暖かい日が続いている南国愛媛です。予報では28日と29日に雪マークが付いていますので、愛媛にもやっと本格的な冬が到来するようです。

挿し木苗も含めて5株です。ヒポエステスの耐寒温度は5℃で、最低気温が5℃を下回ったのはここまでで7回です。
高温下に生育する生物を、中間温度を経て徐々に低温下に移すと耐寒性が高まります。これをハードニングといいます。早くから室内に取り込むと耐寒性が落ちますので、ギリギリまで待つのも冬越しのコツです。また、土の過湿はハードニングを遅らせ、窒素過多はハードニングの妨げになりますので、寒い時期の水やりや施肥には十分注意する必要があります。
傷んだ葉もありますので、取り込む前に徒長した枝を切り戻しておきました。
▶もくじ



株元の葉はすでに産毛に覆われています。この産毛はトライコーム(毛状突起)と呼ばれ、表皮細胞が変化したものです。植物によってその役割が異なりますが、主に害虫や強光線から身を守るのが目的で、中にはトライコームに蓄えた揮発成分で、害虫を捕食してくれる昆虫を誘引するというシタタカ者も。
ヒポエステスの場合は、晩秋から初春までしか出現しませんので冬毛と呼んでいます。空気の層を作って寒さから身を守る断熱材のような働きをしているものと推測します。
▶もくじ

ここは南向きの縁側、台に乗って手を伸ばし、上空からどろ~んと撮ってみました。一度目の寒波が襲来した今月の7日から、ガジュマルとクロサンドラ、ペンタスにマンゴーがすでに越冬を始めています。ちなみに、クロサンドラの耐寒温度は7℃で、他はすべて5℃です(耐寒温度リストより)。
冬毛でふかふかになったヒポエステスもハードニングを終了し、本日より室内越冬を開始します。
▶もくじ
耐寒性を高める“ハードニング”


挿し木苗も含めて5株です。ヒポエステスの耐寒温度は5℃で、最低気温が5℃を下回ったのはここまでで7回です。
高温下に生育する生物を、中間温度を経て徐々に低温下に移すと耐寒性が高まります。これをハードニングといいます。早くから室内に取り込むと耐寒性が落ちますので、ギリギリまで待つのも冬越しのコツです。また、土の過湿はハードニングを遅らせ、窒素過多はハードニングの妨げになりますので、寒い時期の水やりや施肥には十分注意する必要があります。
傷んだ葉もありますので、取り込む前に徒長した枝を切り戻しておきました。
▶もくじ
ヒポエステスの冬毛



株元の葉はすでに産毛に覆われています。この産毛はトライコーム(毛状突起)と呼ばれ、表皮細胞が変化したものです。植物によってその役割が異なりますが、主に害虫や強光線から身を守るのが目的で、中にはトライコームに蓄えた揮発成分で、害虫を捕食してくれる昆虫を誘引するというシタタカ者も。
ヒポエステスの場合は、晩秋から初春までしか出現しませんので冬毛と呼んでいます。空気の層を作って寒さから身を守る断熱材のような働きをしているものと推測します。
▶もくじ
室内越冬開始します

ここは南向きの縁側、台に乗って手を伸ばし、上空からどろ~んと撮ってみました。一度目の寒波が襲来した今月の7日から、ガジュマルとクロサンドラ、ペンタスにマンゴーがすでに越冬を始めています。ちなみに、クロサンドラの耐寒温度は7℃で、他はすべて5℃です(耐寒温度リストより)。
冬毛でふかふかになったヒポエステスもハードニングを終了し、本日より室内越冬を開始します。
▶もくじ
- 関連記事