ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    イチゴのプランター栽培:植え付けのコツと注意点

    2018年10月30日
     苗の植え付け適期(10月中旬~11月上旬)を迎えましたので、プランターに定植しておきました。


    プランターと培養土

    プランター 用土
     長さ60cmのプランターに3株植え付けます。先日のコマツナのプランター栽培で使ったのは底に水が貯まるタイプでしたが、これはスノコの下の底面が網目になっていて、水は即抜けるタイプです。プランターの構造比較はコマツナのプランター栽培記事をご覧ください。

     土は市販の「花と野菜の土(肥料入り)」を使用しますが、水持ちが良すぎる傾向にありますので、赤玉土(小粒)と半々に混ぜて使うことにします。

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    植え付けのコツと注意点

    苗
     地掘りポット植えにしてから32日経ちました。この6株を植え付けます。

  1. 深さ半分ほど入れて
  2. 浅いくぼみを作ったら
  3. ポットから苗を抜いて
  4. 並べます
  5. 残りの土を足し入れて

  6. たっぷり水やりしたら
  7. 完成です
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    向きをそろえて植える

    いちご10
     苗の左側に見える焦げ茶色の細い茎状のものは、親株側のランナー跡です。花房はこれの反対側(写真右側)に伸びてきますので、苗を同じ向きにして植え付けると実のなる方向をそろえることができます。

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    生長点を埋めてしまわない

    いちご11
     中心部にクラウン(ギザギザが王冠の形に見えるから)と呼ばれる生長点が見えます。ここを埋めてしまったり、土が入ったりすると生育が悪くなったり、病気に掛かりやすくなるので注意が必要です。

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    冬に咲く花は摘み取る

     南国愛媛の気候のせいなのか、スーパージャンボイチゴの品種特性なのか、いつ休眠するのかと思うくらい、冬の間もランナーを伸ばせたり花を咲かせたりします。しかし、日照不足や気温の低下で良質な花粉は生成されないので受精できず、雌しべが黒っぽく変色するだけです。

     春までに充実した株に育って欲しいので、無駄な労力を使わせないためにランナーも花房も摘み取ります。同じバラ科のソメイヨシノの開花宣言で世間が騒がしくなる3月後半頃に咲く花から筆などを使って、順次受粉を手助けしてやる予定です。

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