マンゴーの種まき1 種の取り出し
2018年08月25日
久しぶりにマンゴーを食べる機会があり、6年ぶりに種蒔きしてみました。観葉植物として育てていた前回のマンゴーは既に枯れて絶滅しています。
ウルシ科ですので、ウルシオールに似たマンゴールという接触性皮膚炎の原因となる物質が含まれていますので、食べてから数日経って指や口の周りにかぶれを発症する場合があるそうですのでご注意を。
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【8月18日】開始段階は、鉢受け皿に乗せた種が乾燥しないよう半分浸かるように水を張って観察してみます。
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【8月25日】7日後、根が伸びて皿の底に到達しましたので、このまま種と垂直に根を伸ばせたく、深さ8cmほどに切断したペットボトルに輪ゴムをかけ、そこに種を乗せることにしました。カビでしょうか、今回もまた種が黒ずんできました…。
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大きい種は発芽に光を必要としない嫌光性のものが多い傾向にありますが、土深く埋めなくても明るい日陰に置いても発芽するところから嫌光性でもなく、マンゴーの種はたぶん光の影響を全く受けない中間性だと推測されます。
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取り出し方と発根の様子を1本の動画にしました
※ 画面をクリックするとYouTubeサイトに移動します



マンゴーはウルシ科の熱帯植物
ウルシ科マンゴー属の熱帯性常緑高木で、原産地はインドからインドシナ半島周辺です。樹高は40mを越し、現在500以上の品種が栽培されています。インドでは4000年以上も前から栽培が始まっており、仏教では聖なる樹とされているそうです。ウルシ科ですので、ウルシオールに似たマンゴールという接触性皮膚炎の原因となる物質が含まれていますので、食べてから数日経って指や口の周りにかぶれを発症する場合があるそうですのでご注意を。
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種の取り出し方(スライドショー)
▶もくじ水耕栽培…発芽適温は20℃以上
前回は赤玉土に乗せて軽く覆土して発芽させましたが、発根の様子がわからず、気が付いたら発根していました。今回は観察しやすいように水栽培してみます。ちなみに、発芽適温は20℃以上ですので、種まきの適期は6~7月です。初期は鉢受皿

【8月18日】開始段階は、鉢受け皿に乗せた種が乾燥しないよう半分浸かるように水を張って観察してみます。
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途中でペットボトル

【8月25日】7日後、根が伸びて皿の底に到達しましたので、このまま種と垂直に根を伸ばせたく、深さ8cmほどに切断したペットボトルに輪ゴムをかけ、そこに種を乗せることにしました。カビでしょうか、今回もまた種が黒ずんできました…。
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発根の様子(スライドショー)
土を被せるにも好光性なのか嫌光性なのかと悩んだ6年前でしたが、今回の種まきでは分厚い完熟果実に包まれた状態ですでに発根し始めていましたので、発芽に光が必要な好光性種子ではないことは実証されました。大きい種は発芽に光を必要としない嫌光性のものが多い傾向にありますが、土深く埋めなくても明るい日陰に置いても発芽するところから嫌光性でもなく、マンゴーの種はたぶん光の影響を全く受けない中間性だと推測されます。
▶もくじ
取り出し方と発根の様子を1本の動画にしました
※ 画面をクリックするとYouTubeサイトに移動します


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