ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ヒポエステスのオアシス苗を鉢植えに

    2018年05月29日
     昨日5月28日、四国地方は梅雨入りしました。平年より8日早く、昨年よりも23日早い梅雨入りです。5月中に梅雨入りするのは5年振りのことです。

    あじさい
     庭のガクアジサイは装飾花(そうしょくか:ガクが変化した見せかけの花)は咲きましたが、中央に集まった小さい真花(しんか:本当の花)はまだ蕾です。アジサイの開花日は、真の花が2~3輪咲いた状態となった最初の日をいいます。開花宣言はもう少し先になりそうです。

     今日はアジサイではなく、久しぶりのヒポエステスの記事になります。


    ヒポエステス・フィロスタキア

    ひぽえすてす1
     キツネノマゴ科ヒポエステス属の常緑多年草で、原産地はマダガスカルです。葉に白やピンクの水玉模様が入るのが特徴の観葉植物ですが、赤紫色の細長い花を咲かせます。名前はギリシャ語のヒポ(下)とエステス(覆い)からなり、苞がガクを覆っている花の構造に由来します。

     我が家ではすでに絶滅していましたが、昨年のセンパフローレンスとペンタスに続き「枯らしてもまた欲しくなる植物」第3弾です。

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    オアシス苗

    ひぽえすてす2 ひぽえすてす3
     直径4cmのミニポットに入ったオアシス苗です。フラワーアレンジなどでよく見かける吸水スポンジに挿し木して発根させているようで、4本の苗が刺さっています。

     外側の不織布のような緩衝材を丁寧に取り外して、中心のオアシスは付けたまま土に植え替えようと思います。ハイドロカルチャーで楽しむ場合は、根腐れ防止のために完全に取り除いた方が良さそうです。

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    細く長く枝分かれの少ない根

    ひぽえすてす3-1
     オアシスで発根してから結構な日数が経過していると思われます。水耕栽培の根は水に不自由していませんので細根が少なく、また土による摩擦抵抗もありませんので細く長く枝分かれの少ない根になっていると予想されます。土に順応するのに少しだけ時間がかかるかも知れません。

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    土に植え替え

    ひぽえすてす4 ひぽえすてす5
     植え付けるのは3.5号の陶器鉢で、用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合です。鉢底に用土流出防止と害虫侵入防止用のネットを敷いて、

    ひぽえすてす6 ひぽえすてす7
     用土を少し入れておきます。苗を上に置くと根が折れそうでしたので宙に浮かせたまま用土を足し入れました。4本の苗はオアシスに固定されて座りが良く、オアシス付きでの植え付けは正解でした。

     最後に鉢底から透明の水がでるようになるまでタップリと水やりしたら、

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    草花盆栽

    ひぽえすてす8
     完成です。

    ひぽえすてす9
    ひぽえすてす10
     茎が伸びて来たら節の上で切り戻すと枝葉が増えてこんもりした姿になります。今度は絶やさぬよう、剪定枝ができたら保険に挿し木もしておこうと思います。

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