グズマニアの花と株分け(1)
2009年06月24日
グズマニアの花の観賞も終わり、子株も成長してきましたので株分けすることにしました。
パイナップル科の植物で『アナナス類』と総称されます。少し変わった植物で花のように見える部分は苞(ほう)と呼ばれ、葉が変形したものです。花は中央の白い部分であまり目立ちません。水や肥料も根からではなく葉の基部から吸収しますので、そこに貯めるように与えます。
花(苞)が終わると同じ株からは二度と花は咲きません。脇から生えてくる子株を切り離して更新します。ただこの子株には根がありませんので挿し木をして根を出させます。

【左:4月121日】株分けして唯一生き延びた株です。昨秋から春まで長期間鑑賞できました。背の高い大型の品種もあります。
【右:6月24日】花は終わったので花茎は切っています。水はこのように葉の基部に貯めます。この時期は水が入れ替わる様にたっぷりと。

【6月24日】花が終わる頃に脇から子株が出てきます。葉は8~10枚ついていたらOKです。葉が少ない場合はもうしばらく育てます。親指をクサビのように使ってすべらせながら、親株からそぎとるようにして切り離します。親株が水ごけ単用だとうまく作業できます。

先端を少しだけ切って揃え、予め湿らせておいた水ゴケを巻いて輪ゴムで留めます。先端には発根促進剤ルートンを塗りました。ポリポットに入れ、水ゴケを詰めて完成です。根がでるまでに1ヶ月以上かかります。水やりは葉の基部と水ごけにします。
新入りくんです(スターマイン・ベガ)

先日、農園屋さんが来られて球根性ベゴニアと一緒に購入したものです。斑入りが欲しかったので即差し押さえました。花はまだ観賞できますので子株もできていません。
◇◇9月6日:追記◇◇
5本の挿し木は結局2本だけ成功しました。上の写真にもありますようにポットをうっかりトレーに入れたまま水やりを続け、加湿状態になり他は腐らせてしまいました。腐ると葉がくるくると回ったり、スポッと抜けるので容易に判断できます。ミズゴケが痛んできましたので新しいものに取り替えてみました。

撮影のためミズゴケを取り除きましたがこれが限界です。苗が小さいのでこのまま冬越しさせようと思います。
パイナップル科の植物で『アナナス類』と総称されます。少し変わった植物で花のように見える部分は苞(ほう)と呼ばれ、葉が変形したものです。花は中央の白い部分であまり目立ちません。水や肥料も根からではなく葉の基部から吸収しますので、そこに貯めるように与えます。
花(苞)が終わると同じ株からは二度と花は咲きません。脇から生えてくる子株を切り離して更新します。ただこの子株には根がありませんので挿し木をして根を出させます。


【左:4月121日】株分けして唯一生き延びた株です。昨秋から春まで長期間鑑賞できました。背の高い大型の品種もあります。
【右:6月24日】花は終わったので花茎は切っています。水はこのように葉の基部に貯めます。この時期は水が入れ替わる様にたっぷりと。


【6月24日】花が終わる頃に脇から子株が出てきます。葉は8~10枚ついていたらOKです。葉が少ない場合はもうしばらく育てます。親指をクサビのように使ってすべらせながら、親株からそぎとるようにして切り離します。親株が水ごけ単用だとうまく作業できます。


先端を少しだけ切って揃え、予め湿らせておいた水ゴケを巻いて輪ゴムで留めます。先端には発根促進剤ルートンを塗りました。ポリポットに入れ、水ゴケを詰めて完成です。根がでるまでに1ヶ月以上かかります。水やりは葉の基部と水ごけにします。
新入りくんです(スターマイン・ベガ)

先日、農園屋さんが来られて球根性ベゴニアと一緒に購入したものです。斑入りが欲しかったので即差し押さえました。花はまだ観賞できますので子株もできていません。
◇◇9月6日:追記◇◇
5本の挿し木は結局2本だけ成功しました。上の写真にもありますようにポットをうっかりトレーに入れたまま水やりを続け、加湿状態になり他は腐らせてしまいました。腐ると葉がくるくると回ったり、スポッと抜けるので容易に判断できます。ミズゴケが痛んできましたので新しいものに取り替えてみました。


撮影のためミズゴケを取り除きましたがこれが限界です。苗が小さいのでこのまま冬越しさせようと思います。