ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    カランコエ・ミラベラの夏の剪定

    2017年07月17日
     昨日の八重咲きのカランディーバに続いて、今日はベル咲きのミラベラを剪定しておきました。

    夏の剪定

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     春に挿し木で増やした面々です。後列は旧年枝を挿して5月13日と22日に鉢上げしたもの、前列左は当年枝を挿して13日に寄せ植えに、前列右側は葉挿しをして6月1日に鉢上げしたものです。

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     地際から16cmほどに成長していました。背丈の1/2をカットしましたので8cmほどになりました。

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     当時、発根の遅れた2鉢の成長が遅いので、対にして4本の寄せ植えにしました。

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     葉っぱ1枚からここまで成長しました。葉挿し苗も同じく1/2カットして、

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     2本の寄せ植えに。

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     地植えのままの親株です。こちらも切り戻しておきました。

    剪定は頂芽優勢を打破

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     茎の先端にある頂芽(ちょうが)の成長は、側芽(そくが:わき芽)の成長よりも優先します(頂芽優勢)。切り戻し剪定はコンパクトに形よく仕上がると同時に、頂芽を摘み取ることで側芽が成長し始め、枝数が増えることで結果的に花数も増える、という願ってもない一石二鳥の園芸作業です。

     カランコエは短日植物で秋に花芽分化しますので、伸び過ぎたからといって秋以降に剪定すると花芽を切ることになりますので要注意です。

     鉢植えは寄せ植えばかりになりました。これまでは花後に剪定するだけで、壁掛け用の鉢に枝垂れるように育てていましたので、ミラベラの夏の剪定は初めてです。今年は立ち上がるスタンダードな仕立てにしようと思います。
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