ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ランタナの挿し木:水挿し&土挿し

    2017年07月13日
     5年ぶりにランタナの挿し木をしました。

    挿し穂づくり

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     10cmほどの挿し穂は全部で5本です。先端を斜め45度にカットして、2枚付いた葉は蒸散を防ぐために1/2にカットし、小1時間水あげしてから2本は赤玉土(小粒)に挿して、3本は観察用にそのまま水に挿しておきました。

    水挿し

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     1週間後には切り口にカルスができていました。カルスとは切り口の細胞が分裂して肥大化したもので癒傷組織と呼ばれています。発根には必ずしも必要としないもので、時には発根の邪魔になる場合もあります。2週間後、発根してきました。

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     3週間後の7月6日には2本(節なし)が鉢上げしても良いくらい伸びてきましたが、1本(節あり)の発根が遅れていますので待ちました。

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     4週間後、発根が遅れていた挿し穂もまずまず伸びてきましたので植え付けることに。長いものは14cmも伸びていました。

    土挿し

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     土挿しの方も抜いてみました。右側は節の無い挿し穂ですが発根量に差はありません。5年前の挿し木では3週間後に鉢上げしましたが、発根量が物足りない状況でしたので、4週間後がベストのようです。

    鉢上げ

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     リサイクル土に植え付けました。秋まで花が楽しめ、生育も旺盛ですので時期を見て鉢増しするかもしれません。

     ランタナの独特の香りをネコは嫌うそうですので、野良ネコ対策用に庭に数本植え付けておこうと思います。また、これらの親株である地植え株は見えにくい場所にあるため、花の観賞用に鉢植えでも楽しもうと思っているところです。
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