ランタナの七変化 昆虫は黄色いのがお好き
2017年06月15日
地植えのランタナが咲き始めました。

頂いた枝を挿し木して間もなく丸5年を迎えるランタナです。葉を落としてほぼ裸木で冬を越しますが、4月になると葉が茂ってきます。

6月の声を聞くと蕾もできてきました。

数はまだ少ないですが咲き始めました。




開花する過程を拾い集めてみました。色や変化の仕方も色々あるようですが、我が家のランタナは蕾は赤紫で、咲く直前になると赤色から橙色に、咲くと黄色に変化して、時間が経つとまた橙色、赤色に戻ります。和名が「七変化」たる所以です。
ランタナのどの段階の花色が昆虫に好まれるか…を研究された方がおられるそうです。それによると、未受粉の黄色い花が好まれ、受粉済みの赤い花は好まれないそうです。色変化には花弁のカロテノイド系の黄色い色素や、アントシアニン系の赤や紫色の色素が関係しているようですが、時間の経過で遺伝子の発現が変わるのか、受粉がきっかけで変わるのかなど、仕組みは解明されていません。まだまだ不思議が多いランタナです。
ちなみに、昆虫は青や紫色の短い波長の光に反応しやすく、赤色のような長い波長の光には反応が鈍いそうです。人には黄色や白色に見える花も、昆虫には淡い青色に見えているそうですヨ。

株元の草引きをしていると、ほんのりと香ってきます。シソのようなハーブのような何とも表現しづらい香りです。先日ノラ猫に発芽苗を荒らされ、顆粒の忌避剤を購入しましたが、それがまたオレンジの良い香りがしますもので、これで効くの?と調べてみると、猫は柑橘系のニオイを嫌がるんだとか。ランタナの枝を切ったり葉を揉むとレモンにも似た強烈な香りを放ちますので、なるほど!と納得する次第です。
通路にはみ出した枝を剪定して挿し木で増やし、他の場所にも植え付けてみようと思います。茎には小さなトゲがあり、素手で持つと案外チクリときます。
七変化


頂いた枝を挿し木して間もなく丸5年を迎えるランタナです。葉を落としてほぼ裸木で冬を越しますが、4月になると葉が茂ってきます。


6月の声を聞くと蕾もできてきました。


数はまだ少ないですが咲き始めました。






開花する過程を拾い集めてみました。色や変化の仕方も色々あるようですが、我が家のランタナは蕾は赤紫で、咲く直前になると赤色から橙色に、咲くと黄色に変化して、時間が経つとまた橙色、赤色に戻ります。和名が「七変化」たる所以です。
七不思議
ランタナのどの段階の花色が昆虫に好まれるか…を研究された方がおられるそうです。それによると、未受粉の黄色い花が好まれ、受粉済みの赤い花は好まれないそうです。色変化には花弁のカロテノイド系の黄色い色素や、アントシアニン系の赤や紫色の色素が関係しているようですが、時間の経過で遺伝子の発現が変わるのか、受粉がきっかけで変わるのかなど、仕組みは解明されていません。まだまだ不思議が多いランタナです。ちなみに、昆虫は青や紫色の短い波長の光に反応しやすく、赤色のような長い波長の光には反応が鈍いそうです。人には黄色や白色に見える花も、昆虫には淡い青色に見えているそうですヨ。
猫はランタナが嫌い


株元の草引きをしていると、ほんのりと香ってきます。シソのようなハーブのような何とも表現しづらい香りです。先日ノラ猫に発芽苗を荒らされ、顆粒の忌避剤を購入しましたが、それがまたオレンジの良い香りがしますもので、これで効くの?と調べてみると、猫は柑橘系のニオイを嫌がるんだとか。ランタナの枝を切ったり葉を揉むとレモンにも似た強烈な香りを放ちますので、なるほど!と納得する次第です。
通路にはみ出した枝を剪定して挿し木で増やし、他の場所にも植え付けてみようと思います。茎には小さなトゲがあり、素手で持つと案外チクリときます。