コマツナの露地栽培:種まきから収穫まで23日
2017年05月27日
今日5月27日は527の語呂合わせで「小松菜の日」だそうです。ビタミン菜の栽培が芳しくありませんので、5月19日に小松菜の種まきをしておきました。

苦土石灰(苦土はマグネシウム、石灰はカルシウム)を施して、堆肥と化成肥料も混ぜて準備万端です。
これからの時期の葉もの野菜栽培には虫が大敵になりますので、今回は虫よけネットを張れるよう支柱を用意しました。プランター用のものを利用して、土に突き刺せるように改良しました。種は昨年5月に自家採種したものを使います。
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あらかじめたっぷりと水やりした土にネット支柱を立て、種をまく溝を作ります。種が重ならないよう条(スジ)まきしていきます。

コマツナの種は好光性ですので5mmほど薄く土を被せ、かまぼこ板などで土を押えます。種を動かなくすることと、種と土、土と土を密着させ、毛細管現象を利用して種を乾燥から防ぐ目的もあります。
土は湿らせていますので、蒔いた後は霧吹きで十分です。ジョウロでの水やりだと種が溝から流れ出てしまうことがあります。

好天続きですので新聞紙を被せて地面が乾かないようにしておきました。新聞紙1~2枚程度なら軽く光を通します。
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2日後にはもう出芽しましたので新聞紙は取り除き、これからは直射日光に当てて光合成を促します。ここで虫よけネットを被せました。
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種をまいて8日後、びっしり生えそろいましたが本葉が1枚出たばかりです。
コマツナの間引きは、
※1回目:本葉1~2枚で株間3~4cm
※2回目:本葉3~4枚で株間5~6cm
を基本としていますが、今日は小松菜の日ですので前倒しで間引きました。

ハサミで切って間引くと残したい苗の根を痛めませんし、間引き菜も綺麗に収穫できます。立派な小松菜スプラウト、卵とじにして美味しくいただきました。

1回目ですからこんな感じですかネ。
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ミニスプーンで土を耕して、株元に土寄せして風でぐらつかないようにしっかり押さえ、追肥として液体肥料を与えておきました。
中耕(ちゅうこう)とは固くなった土を軽く耕すことです。除草もできて、土の吸水性や通気性を良くすることで根の生育を助け、丈夫な苗に育ちます。

収穫するまでにはもうしばらくかかります。
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種まきから18日後、本葉4枚になりましたので株間5cmに間引きました。中耕と草引き、化成肥料適量を溝を掘って施しました。最後に土寄せと水やりも。

間引き菜も立派です。
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間引きからわずか4日後ですが、目安の20cmに達していますので収穫です。種を蒔いた日から収穫するまでは23日ということになります。

初収穫は21枚ありました。防虫ネットをすると葉もキレイですネ。F1から採取した種でしたのでF2ということになります。出来栄えは遜色ありません(栄養価は不明ですが…)。
外側の葉から順に摘みとって長期間楽しんだ後、在庫の種も減りましたので採種もしようと思います。
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準備


苦土石灰(苦土はマグネシウム、石灰はカルシウム)を施して、堆肥と化成肥料も混ぜて準備万端です。
これからの時期の葉もの野菜栽培には虫が大敵になりますので、今回は虫よけネットを張れるよう支柱を用意しました。プランター用のものを利用して、土に突き刺せるように改良しました。種は昨年5月に自家採種したものを使います。
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種まき


あらかじめたっぷりと水やりした土にネット支柱を立て、種をまく溝を作ります。種が重ならないよう条(スジ)まきしていきます。


コマツナの種は好光性ですので5mmほど薄く土を被せ、かまぼこ板などで土を押えます。種を動かなくすることと、種と土、土と土を密着させ、毛細管現象を利用して種を乾燥から防ぐ目的もあります。
土は湿らせていますので、蒔いた後は霧吹きで十分です。ジョウロでの水やりだと種が溝から流れ出てしまうことがあります。

好天続きですので新聞紙を被せて地面が乾かないようにしておきました。新聞紙1~2枚程度なら軽く光を通します。
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出 芽


2日後にはもう出芽しましたので新聞紙は取り除き、これからは直射日光に当てて光合成を促します。ここで虫よけネットを被せました。
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間引き1回目

種をまいて8日後、びっしり生えそろいましたが本葉が1枚出たばかりです。
コマツナの間引きは、
※1回目:本葉1~2枚で株間3~4cm
※2回目:本葉3~4枚で株間5~6cm
を基本としていますが、今日は小松菜の日ですので前倒しで間引きました。


ハサミで切って間引くと残したい苗の根を痛めませんし、間引き菜も綺麗に収穫できます。立派な小松菜スプラウト、卵とじにして美味しくいただきました。

1回目ですからこんな感じですかネ。
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中耕・土寄せ・追肥


ミニスプーンで土を耕して、株元に土寄せして風でぐらつかないようにしっかり押さえ、追肥として液体肥料を与えておきました。
中耕(ちゅうこう)とは固くなった土を軽く耕すことです。除草もできて、土の吸水性や通気性を良くすることで根の生育を助け、丈夫な苗に育ちます。

収穫するまでにはもうしばらくかかります。
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間引き2回目


種まきから18日後、本葉4枚になりましたので株間5cmに間引きました。中耕と草引き、化成肥料適量を溝を掘って施しました。最後に土寄せと水やりも。

間引き菜も立派です。
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初収穫


間引きからわずか4日後ですが、目安の20cmに達していますので収穫です。種を蒔いた日から収穫するまでは23日ということになります。

初収穫は21枚ありました。防虫ネットをすると葉もキレイですネ。F1から採取した種でしたのでF2ということになります。出来栄えは遜色ありません(栄養価は不明ですが…)。
外側の葉から順に摘みとって長期間楽しんだ後、在庫の種も減りましたので採種もしようと思います。
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