八重咲きのベゴニア・センパフローレンス
2017年04月25日
我が家ではすでに絶滅したベゴニア・センパフローレンス、近所のスーパーで見かけましたので即購入しておきました。
柳生真吾さんがまだお元気だった頃のNHK趣味の園芸で、センパフローレンスを「好きな花」とおっしゃったのを機に、公園の花壇などでもお馴染みのこの植物に急に親しみを覚え、“センパフローレンス(四季咲き)”という呼び名もこの時に覚えました。何度か枯らせてきましたので、今度こそはのセンパフローレンスです。

今回のは八重咲きです。タグが付いていませんので品種名は不明ですが、葉が銅葉(黒っぽい茶)ですので“ダブレット”だと思います(…たぶん)。

ベゴニアは一つの株に雄花と雌花が別々に咲く“雌雄異花同株”で、先に雄花が咲きます。本来花弁は4枚ですが、雄しべが花弁化して八重咲きになります。ピンクの方はふんわりとして牡丹咲きのような感じです。

レッドの方は花弁が細く、何となく菊咲きのような。雄しべが花弁化に失敗して中心に1本残っています。

これは翼状突起を持つ雌花です。花弁は5枚ですが、よく見ると雌しべの一部も花弁化して、小さいのが数枚できているようです。

さっそく一回り大きな素焼き鉢に植え替えました。ベゴニアは葉がやや肉厚で加湿を嫌いますので、通気性・排水性の良い素焼き鉢が適しています。
不釣り合いな大きな鉢に植え付けると根腐れを起こすことがあります。根は鉢にぶつかると、そこで枝分かれして育っていく性質があり、順次大きな鉢に植え替えていくと、根の量の多いしっかりした株に育ちます。しかし大きな鉢に植えてしまうと、根が鉢になかなかぶつからず、枝分かれの少ない弱々しい株になり、吸い上げる水の量も少ないので、鉢土がなかなか乾かない状態になります。
また、市販の苗は生産性や流通性の関係から、あまり上質?な鉢や土は使われていないことがありますので、購入後に植え替えておくと安心です。

しっかりした株元ですね、じっくり品定めしたカイがありました。今後挿し木して増やす場合の参考になります。この後の管理としては、間伸びしてくる梅雨明け頃に切り戻し、暑い夏は休憩させて秋の開花に備えようと思います。
八重咲き品種は雨に当たると灰色かび病が出やすいのと、夏の直射日光にやや弱いのが一重咲きと違う点を頭に叩き込んで、今度こそ…です。
柳生真吾さんがまだお元気だった頃のNHK趣味の園芸で、センパフローレンスを「好きな花」とおっしゃったのを機に、公園の花壇などでもお馴染みのこの植物に急に親しみを覚え、“センパフローレンス(四季咲き)”という呼び名もこの時に覚えました。何度か枯らせてきましたので、今度こそはのセンパフローレンスです。
ダブレットのピンクとレッド

今回のは八重咲きです。タグが付いていませんので品種名は不明ですが、葉が銅葉(黒っぽい茶)ですので“ダブレット”だと思います(…たぶん)。
ベゴニアは雌雄異花同株


ベゴニアは一つの株に雄花と雌花が別々に咲く“雌雄異花同株”で、先に雄花が咲きます。本来花弁は4枚ですが、雄しべが花弁化して八重咲きになります。ピンクの方はふんわりとして牡丹咲きのような感じです。


レッドの方は花弁が細く、何となく菊咲きのような。雄しべが花弁化に失敗して中心に1本残っています。


これは翼状突起を持つ雌花です。花弁は5枚ですが、よく見ると雌しべの一部も花弁化して、小さいのが数枚できているようです。
購入したら一回り大きな鉢に植え替え

さっそく一回り大きな素焼き鉢に植え替えました。ベゴニアは葉がやや肉厚で加湿を嫌いますので、通気性・排水性の良い素焼き鉢が適しています。
不釣り合いな大きな鉢に植え付けると根腐れを起こすことがあります。根は鉢にぶつかると、そこで枝分かれして育っていく性質があり、順次大きな鉢に植え替えていくと、根の量の多いしっかりした株に育ちます。しかし大きな鉢に植えてしまうと、根が鉢になかなかぶつからず、枝分かれの少ない弱々しい株になり、吸い上げる水の量も少ないので、鉢土がなかなか乾かない状態になります。
また、市販の苗は生産性や流通性の関係から、あまり上質?な鉢や土は使われていないことがありますので、購入後に植え替えておくと安心です。
葉色が良く株元の茎がしっかりしているものを


しっかりした株元ですね、じっくり品定めしたカイがありました。今後挿し木して増やす場合の参考になります。この後の管理としては、間伸びしてくる梅雨明け頃に切り戻し、暑い夏は休憩させて秋の開花に備えようと思います。
八重咲き品種は雨に当たると灰色かび病が出やすいのと、夏の直射日光にやや弱いのが一重咲きと違う点を頭に叩き込んで、今度こそ…です。
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