植え替え後の古い鉢土をリサイクル
2017年04月24日
マメに植え替えをしていると、どんどん増えていくのが古い土です。庭のあちこちに撒くことが多いのですが、市販のリサイクル材を少し足すだけで、古い土も植え付け用土として蘇ります。

この春に植え替えをした際に出てきた古い土を、腐葉土の空き袋に貯めていたものの一部です。
ふるいに掛けて微塵を落とし、
根の残骸やゴミを取り除きます。

よく晴れた日に、広げた1日分の新聞紙の上に土を乗せて、残りのゴミを取り除きます。この量で約1.8ℓです。
夏場なら4~5日、春のこの時期なら5~6日ほど天日干しにしています。紫外線で日光消毒をしようという訳です。黒いビニール袋に少し湿らせた土を入れて口を縛り、同じく日に当てて高温で“蒸し焼き”にする方法もありますが、こちらはまだ試していません。どちらも真夏の方が適しています。

リサイクル材を用意します。家にあるのは、石灰や牛糞堆肥、木炭が含まれていますので手間がかかりません。
石灰:酸性に偏った土を中性に近づけ、細かい土を団粒化します。
堆肥:失った栄養分を補給し、土をふかふかにします。
木炭:排水性を高め、根の吸収を助けます。

古い土4:リサイクル材1の割合で混ぜると、リサイクル土の完成です!リサイクル材は肥料ではありませんので、通常のように元肥や追肥など適量を施す必要があります。
リサイクル材によっては有用微生物を含んでいるのもあるようです。捨てる場所がなくてお困りの方は、リサイクルしながら鉢植えを楽しまれてはいかがでしょうか。
ふるいにかける


この春に植え替えをした際に出てきた古い土を、腐葉土の空き袋に貯めていたものの一部です。


天日干し


夏場なら4~5日、春のこの時期なら5~6日ほど天日干しにしています。紫外線で日光消毒をしようという訳です。黒いビニール袋に少し湿らせた土を入れて口を縛り、同じく日に当てて高温で“蒸し焼き”にする方法もありますが、こちらはまだ試していません。どちらも真夏の方が適しています。
リサイクル材を調合









リサイクル材によっては有用微生物を含んでいるのもあるようです。捨てる場所がなくてお困りの方は、リサイクルしながら鉢植えを楽しまれてはいかがでしょうか。