イチゴの路地栽培:虫よけ網掛け
2017年04月15日
今日は4月15日ですので、いちごの記事を書きます。
知られているところでは、22日が毎月「いちごショートケーキの日」です。カレンダーを見ると、22日の上はいつも15日になります。15=イチゴが上に乗っかってるから…。
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露地栽培では、いちごの実が肥大化すると重みで地面に触れてしまいます。すると待ってましたとばかりに、ナメクジやダンゴムシに食べられてしまいます。これまでにも針金支柱を立てたり、花房ごと葉っぱに紐で結んでみたりと悪戦苦闘を強いられてきました。
地面からの攻撃に実を守るには常に宙に浮いている状態、しかも葉や花茎からも伝わって来れないような状態を作り上げるには…と無い脳ミソで考えた結論が網掛け方式でした。
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苗全体に網をかぶせます。使用する網は張り替えた際に余った網戸用の端切れです。右端を垂木で押さえて石で重しをしたら、

苗の位置に合わせてハサミで切り込みを入れ、そこへ葉と花房を順に通していきます。全部の苗を通し終えたら、左側も同じように垂木と石で固定すれば、

完成で~ッス!元々レンガを敷いていましたので作業がラクに進みました。

網戸用の網は少し硬いので変なクセがついて、思うほどピーンと張れませんでした。これで成果が上がれば、次回からは柔らかい網を用意しようと思います。
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ちなみに、英語のストロベリーは「麦藁(ストロー)を敷いて栽培したから」「麦藁に包んで売られていたから」、strawストローは藁ではなく、一面を覆うという意味のstrewの古語から(Wikipedia)、など色んな説があるそうですヨ。
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ともあれ、一面を覆う元となるランナーがこの時期からどん伸びてきます。花や実に栄養を回すために、伸びて来次第摘み取ります。収穫が終わってからでもいくらでも伸びてきますので、子株作りはそれからでも十分間に合います。

3月の後半頃から、摘まずに残しておいた花が無事受粉に成功したようです。これらには、種が入っているつぶつぶの痩果(そうか:これが本来の果実)ができていますので、あとは肥大するのを待つだけです。受粉できていないと雌しべが黒っぽく変色してきますので、これも早めに摘み取ります。

2月にイレギュラー移植した鉢植えも順調に育っています。鉢植えは虫の心配もありませんし、日の当たる場所へ移動もできますから便利です。

訪花適温が18~25℃のミツバチも飛び始め、これから本格的なシーズンを迎えます。めしべ全体に漏れなく受粉させるために柔らかい筆も準備しておきます。
開花から30~40日で収穫できそうですが、これまでちゃんと開花日を控えていませんでした。開花したら綺麗な実にするため筆で受粉させ、収穫まで追跡してみようと思います。
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いちごショートケーキの日
毎月15日がいちごの日かと思っていたら、「いいいちご」の語呂合わせで1月15日だけが「いちごの日」だそうです。11月15日の方が語呂が良さそうな気もしますが、1月中旬からイチゴの収穫・出荷が本格化するからだそうです…。知られているところでは、22日が毎月「いちごショートケーキの日」です。カレンダーを見ると、22日の上はいつも15日になります。15=イチゴが上に乗っかってるから…。
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虫よけに網を掛ける

露地栽培では、いちごの実が肥大化すると重みで地面に触れてしまいます。すると待ってましたとばかりに、ナメクジやダンゴムシに食べられてしまいます。これまでにも針金支柱を立てたり、花房ごと葉っぱに紐で結んでみたりと悪戦苦闘を強いられてきました。
地面からの攻撃に実を守るには常に宙に浮いている状態、しかも葉や花茎からも伝わって来れないような状態を作り上げるには…と無い脳ミソで考えた結論が網掛け方式でした。
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網戸用の網をピンと張って


苗全体に網をかぶせます。使用する網は張り替えた際に余った網戸用の端切れです。右端を垂木で押さえて石で重しをしたら、


苗の位置に合わせてハサミで切り込みを入れ、そこへ葉と花房を順に通していきます。全部の苗を通し終えたら、左側も同じように垂木と石で固定すれば、

完成で~ッス!元々レンガを敷いていましたので作業がラクに進みました。


網戸用の網は少し硬いので変なクセがついて、思うほどピーンと張れませんでした。これで成果が上がれば、次回からは柔らかい網を用意しようと思います。
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ストロベリーの語源は敷き藁?
泥はね防止も兼ねて敷き藁(わら)を敷けば良いのかもしれませんが手元にありません。ちなみに、英語のストロベリーは「麦藁(ストロー)を敷いて栽培したから」「麦藁に包んで売られていたから」、strawストローは藁ではなく、一面を覆うという意味のstrewの古語から(Wikipedia)、など色んな説があるそうですヨ。
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受粉・肥大化への準備

ともあれ、一面を覆う元となるランナーがこの時期からどん伸びてきます。花や実に栄養を回すために、伸びて来次第摘み取ります。収穫が終わってからでもいくらでも伸びてきますので、子株作りはそれからでも十分間に合います。


3月の後半頃から、摘まずに残しておいた花が無事受粉に成功したようです。これらには、種が入っているつぶつぶの痩果(そうか:これが本来の果実)ができていますので、あとは肥大するのを待つだけです。受粉できていないと雌しべが黒っぽく変色してきますので、これも早めに摘み取ります。

2月にイレギュラー移植した鉢植えも順調に育っています。鉢植えは虫の心配もありませんし、日の当たる場所へ移動もできますから便利です。


訪花適温が18~25℃のミツバチも飛び始め、これから本格的なシーズンを迎えます。めしべ全体に漏れなく受粉させるために柔らかい筆も準備しておきます。
開花から30~40日で収穫できそうですが、これまでちゃんと開花日を控えていませんでした。開花したら綺麗な実にするため筆で受粉させ、収穫まで追跡してみようと思います。
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