ヤマブキの雑木盆栽
2017年03月26日
植え替えと株分けをした際に、親株側を雑木盆栽に仕立ててみました。

挿し木で復活させて地植えにもしましたが、まだ鉢植えのものも残っています。奥のプラ鉢は生き残った最後の1株だったもので、手前のポリポットはそれから挿し穂を作り挿し木したクローン苗です。

今回はプラ鉢のを雑木盆栽にしてみます。根を整理しますので、地上部も不要な枝などを少し整理してから植え付けます。植え付け、植え替えの適期は、厳冬期を除く2月下旬から3月下旬です。



① 鉢底ネット、ネット固定用針金(アルミ製)、株固定用針金(アルミ製:芯の部分は鉄製)です。② ネットを置き、③ 固定針金をネットに通して、④ 裏側で折り曲げて固定。⑤ 株固定針金を鉢裏から通して、⑥ 邪魔にならないよう鉢の内側に沿って曲げておきます。準備完了。

鉢から抜くと根がビッシリ。地下茎が伸びていますので株分けを行い、親株を植え付けていきます。用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合です。

鉢底に少し土を入れ、位置と高さを決めたら土を入れていきます。隙間ができないよう細い棒でつつき、残りの土を入れていきます。

固定用針金を株元で交差させて数回ねじり、余分な針金をニッパーでカットしたら先端を下に曲げて土に埋め込みます。

本来ならこれで完成ですが、右側の枝3本が倒れ過ぎていますので、少し起こすために針金かけをしておきました。

先端を少し曲げて根元に差し込み、芽を避けながら枝に巻いていき、思う角度に茎を曲げておきました。最後に、鉢底からきれいな水が出るまでたっぷりと水やりをして、完成です。

こんな感じになりました。『枝が細くて風に吹かれると揺れやすい様から「山振り」が転じて「山吹」となった』という説もあるようで、そんなイメージで…。
ヤマブキの枝は寿命が4~5年といわれています。花は前年に伸びた枝に咲き、古枝からは新芽が吹きにくくなります。地際から生える新枝に更新しながら楽しむことになります。




4月23日、地植えのものに続いて、こちらも花が咲き始めました。
種木の様子

挿し木で復活させて地植えにもしましたが、まだ鉢植えのものも残っています。奥のプラ鉢は生き残った最後の1株だったもので、手前のポリポットはそれから挿し穂を作り挿し木したクローン苗です。

今回はプラ鉢のを雑木盆栽にしてみます。根を整理しますので、地上部も不要な枝などを少し整理してから植え付けます。植え付け、植え替えの適期は、厳冬期を除く2月下旬から3月下旬です。
植え付け前の準備






① 鉢底ネット、ネット固定用針金(アルミ製)、株固定用針金(アルミ製:芯の部分は鉄製)です。② ネットを置き、③ 固定針金をネットに通して、④ 裏側で折り曲げて固定。⑤ 株固定針金を鉢裏から通して、⑥ 邪魔にならないよう鉢の内側に沿って曲げておきます。準備完了。
植え付け


鉢から抜くと根がビッシリ。地下茎が伸びていますので株分けを行い、親株を植え付けていきます。用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合です。


鉢底に少し土を入れ、位置と高さを決めたら土を入れていきます。隙間ができないよう細い棒でつつき、残りの土を入れていきます。


固定用針金を株元で交差させて数回ねじり、余分な針金をニッパーでカットしたら先端を下に曲げて土に埋め込みます。

本来ならこれで完成ですが、右側の枝3本が倒れ過ぎていますので、少し起こすために針金かけをしておきました。


先端を少し曲げて根元に差し込み、芽を避けながら枝に巻いていき、思う角度に茎を曲げておきました。最後に、鉢底からきれいな水が出るまでたっぷりと水やりをして、完成です。
完成品

こんな感じになりました。『枝が細くて風に吹かれると揺れやすい様から「山振り」が転じて「山吹」となった』という説もあるようで、そんなイメージで…。
ヤマブキの枝は寿命が4~5年といわれています。花は前年に伸びた枝に咲き、古枝からは新芽が吹きにくくなります。地際から生える新枝に更新しながら楽しむことになります。
花が咲きました






4月23日、地植えのものに続いて、こちらも花が咲き始めました。
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