ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    オリヅルランの植え替え

    2017年03月05日
     今朝、ウグイスの初鳴きを聞きました。春がもうそこまで来てるんですね。

     昨日ご紹介したペペロミア・グラベラの葉を片付けていたら、真下に置いていたオリヅルランも枯れ葉が目立ってきましたので、植え替えをしておきました。

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     不確かですが、これも3年ほど植え替えをしていません。ちなみに、オリヅルランの植え替えは1年に1回、適期は5~9月です。

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     葉が一度に枯れるのは根に異常があるからです。とりあえず全体が枯れた葉を取り除き、鉢から抜いてみました。

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     やはり…。グラベラと同じで根詰まりを起こしたところに水を与え過ぎて、根が呼吸できなくなって根腐れした…印象です。以前、寒さか水切れで地上部を枯らせたときの「鉢なし草」の根鉢とは雲泥の差です。

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     ふわふわ状のものが根の残骸です。グラベラは肉厚の葉に水分を貯めていましたが、こちらは太い根に水分を貯め込んでいます。こんな根ですから乾燥には比較的強く、冬の水やりは回数を減らし、土の表面が乾いて3~4日してから与え、生育期は乾いたらたっぷり与える、のが基本になります。

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     想像以上に根を処分しましたが、一回り大きな鉢に植え替えました。用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合です。すでに傷んでいた葉、植え替え中に折れた葉を処分してスッキリさせました。

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     仕上げに、先端が枯れた葉は見栄えがしませんので、ハサミで斜めにカットしておきました。

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     「鉢なし草」の消息はというと…チロリアンランプの株元に居ました。今は地植えです。

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     オリヅルランはランナーを伸ばして子株をたくさん作ります。処分に困ってこちらでも地植えにしていますが、寒い雪の降る日も暑い真夏の太陽にも耐えています。適度に枯れながら、現状維持をお願いしたいところなんですがネ。
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