ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ピレアの植え替え

    2017年02月02日
     ピレアの植替え適期(5~9月)ではありませんが、寒風で傷んだ地上部を切り戻して、ついでに植え替えておきました。

     最もポピュラーな「ピレア・カディエレイ」、イラクサ科ピレア属の常緑多年草で原産地はベトナムです。耐寒温度は5℃ですので、さすがに南国愛媛でも冬の屋外では地上部は枯れてしまいます。

    ぴれあ1 ぴれあ2
     情けないほどのこの体たらく…。管理不行き届きもいいところ…。一度絶滅させてしまい、枝をもらって挿し木で増やしていたにもかかわらず、です…。

    ぴれあ3
     地上部をバッサリ剪定、ほったらかしでも1本の挿し穂からこんなに分岐していました。挿し木から間もなく3年目を迎えます。幸い生きていますのでさっそく植え替えましょう。

     と、その前にプラ鉢をキレイにしておきました。長年使いまわしていると、タワシでこすって洗っただけでは取れない汚れもできてしまいます。そんなときは、

    はち1 はち2
     泡の出る漂白剤をかけて、

    はち3 はち4
     液体を留めるためと、汚れを吸わすためにティッシュなどでくるむと良いですネ、キレイになりました。では植え替えましょう。

    ぴれあ4 ぴれあ5
     陶器鉢から抜くと細い根がパンパン。地上部を切りましたので、根もほぐしながら1/3ほどカットしておきました。根を切ると新しい元気な根が出やすくなります。

     また、根をそのままにしておくと、吸い上げた水分の持って行き先がありませんので、やがて根は腐ってしまう…といった話も聞いたことがあります。この辺りは今度じっくり調べておきます。デコとボコ、柔と剛、緊張と緩和、何事もバランス良く…ですかネ。

    ぴれあ6 ぴれあ7
     培養土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の、いつもの黄金比で。ウォータースペースまで土を入れたら、

    ぴれあ8 ぴれあ9
     鉢を持って固い地面にコンコンと。こんなに隙間がありました。土と根鉢の間に隙間があると元気な根も伸びてきません。最後に土を足しておきます。

    ぴれあ10 ぴれあ11
     陶器鉢だったのを親株に持つポリポットの3鉢も同じように根をほぐしてカットし、こちらは寄せ植えにしてみます。

    ぴれあ12 ぴれあ13
     濁った水が出なくなるまで潅水したら、完成で~ス!新しい根が伸びてくるまでの2週間ほどは明るい日陰で管理し、その後は日に当てるようにします。春まで暖かい縁側にでも置いておきます。

    ぴれあ14
     すでに小さい芽を出しているのもありました。春はもうすぐですネ。

     今年こそは、マメに摘心しながらコンモリと仕立ててみようと思います。
    関連記事