ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ハツユキカズラ

    2016年08月26日
     一時は葉が落ちてばかりで、我が家の絶滅危惧種に指定されかけていたハツユキカズラ。今はすっかり持ち直して、色鮮やかなピンクや眩しいくらいの白い葉を披露してくれています

     キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性植物です。葉に白い斑(ふ)が入ることから「初雪カズラ」と呼ばれています。

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     成長はゆっくりですが、ロックガーデンを取り囲もうかというほどに回復しました。この地で2年と8か月、真夏の直射日光でも葉焼けしなくなりました。

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     今夏の愛媛は猛暑猛暑の連続で、梅雨明け以降は雨らしい雨が無く、一昨日に申し訳程度。連日、朝と夕の水やりが日課になっていまして、湿り気を好むハツユキカズラにはそれが好都合だったようで、葉が枯れ落ちたのも水不足が原因でした。

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     新芽のときはピンクで、やがて白に変化し、次に白と緑のマダラ模様に、そして最後には緑色に変化していきます。緑の葉は秋には紅葉します。発色のメカニズムは良く分かっていない部分があるそうで、一般には「日によく当てる」ことだそうです。

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     一見、花が咲いているように見えます。花も咲くそうですが、まだ見たことはありません。

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     冒頭の写真でもお分かりのように、ピンクや白い部分が少ないです。茎をヒョイと持ち上げると、節から根が出ている箇所がたくさんありました。刈り込んで個体を増やし新芽をたくさん出すようにすれば、もっとカラフルなハツユキカズラに変身させることができそうです。