小松菜の「種取物語」 第一話
2016年04月30日
昨日ご紹介したコマツナの種を採取しました。

今日の写真は朝日バージョンです。ブロック栽培で用いた種は新コマツナですが、この種は正真正銘のコマツナです。種の収納部本体は約6cmほどでした。

下の1本はマメ科のカラスノエンドウのサヤ。スジが上下に入っていて、マメ科の剥き方は皆さんご存知の通りですが、アブラナ科のコマツナの方にはスジがなく、平べったい部分にミゾが入っていて、似て非なるものであることが一目瞭然ですネ。

中央のミゾ部分をカッターで切って開けてみました。まだ未熟な種のもありました。1サヤに25個入っていました。サヤの中は薄い膜で2部屋に仕切られ、1部屋あたり10~13個ほど入っています。カッターの刃でキズモノにしたものも多く、中央のミゾに爪を立てて開いた方が破損が少なくて済むことは、何本かやっていく内に気がつきましたorz...。

『今は昔、小松菜取の翁といふものありけり。庭にまじりて、小松菜をとりつゝ、萬の事につかひけり。名をば伊予のあばけんとなんいひける。その小松菜の中に、もと光る鞘ひとすぢありけり。怪しがりて寄りて見るに、鞘の中ひかりたり。それを見れば、2mmばかりなる種いと美しうて居たり。・・・』

残りの7本は不織布の袋に入れて、変化を見ることにします。勝手にサヤが開くのか、待った方が採種しやすいのか、楽しみを膨らませつつ、今宵はここまでに致しとうござりまする。


今日の写真は朝日バージョンです。ブロック栽培で用いた種は新コマツナですが、この種は正真正銘のコマツナです。種の収納部本体は約6cmほどでした。

下の1本はマメ科のカラスノエンドウのサヤ。スジが上下に入っていて、マメ科の剥き方は皆さんご存知の通りですが、アブラナ科のコマツナの方にはスジがなく、平べったい部分にミゾが入っていて、似て非なるものであることが一目瞭然ですネ。


中央のミゾ部分をカッターで切って開けてみました。まだ未熟な種のもありました。1サヤに25個入っていました。サヤの中は薄い膜で2部屋に仕切られ、1部屋あたり10~13個ほど入っています。カッターの刃でキズモノにしたものも多く、中央のミゾに爪を立てて開いた方が破損が少なくて済むことは、何本かやっていく内に気がつきましたorz...。

『今は昔、小松菜取の翁といふものありけり。庭にまじりて、小松菜をとりつゝ、萬の事につかひけり。名をば伊予のあばけんとなんいひける。その小松菜の中に、もと光る鞘ひとすぢありけり。怪しがりて寄りて見るに、鞘の中ひかりたり。それを見れば、2mmばかりなる種いと美しうて居たり。・・・』

残りの7本は不織布の袋に入れて、変化を見ることにします。勝手にサヤが開くのか、待った方が採種しやすいのか、楽しみを膨らませつつ、今宵はここまでに致しとうござりまする。
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