ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ベゴニアの切り戻し&挿し木&鉢上げ2015

    2015年10月31日
     ベゴニアに関する記事は久しぶりかな?と思ったらなんと3年半振りでした。大好きなセンパフローレンスも、お気に入りのエラチオールベゴニアも枯らせてしまい、現在は昔からある品種不明の木立性こ(き)だちせいベゴニア2鉢だけとなってしまいました。

     玄関戸に激突するくらい元気に伸びていたベゴニアが、昨年秋に成長が思わしくなくなりました。念のためにと晩秋に2本挿し木していましたので、絶滅からは逃れることができましたが、まさか枯れるとは思ってもみませんでした。

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     6月7日の様子です。1本は鉢植えに、1本は地植えにしていましたが、この地植えも後日鉢上げしています。大型の品種ですが、秋に挿し木すると冬の間は成長が鈍って節間が詰まり、背の低い状態で花を咲かせることができます。今年初めての蕾(雄花)ができました。

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     6月29日、ハート型の雄花の数も増え、7月8日には咲き始めました。ベゴニアは雌雄異花同株しゆういかどうかぶで、先に雄花が、後に雌花が咲き始めます。

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     10月17日、別の花房ですが、これが雌花です。翼状突起が付いた三角形の子房を持っています。右は10月31日の今日、見頃を終えようとしています。

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     得意の放ったらかし技で茎が垂れてみっともない姿に。節に芽ができているのを確認して、その上でチョッキン。

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     剪定枝から3本だけ挿し木にしてみます。無造作に切っていたら下部に節の無いもの、葉の無いものができてしまいました…。

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     これらは少し前に剪定して水挿しにしていたものです。2cmほどの根が数本出ていますので鉢上げしておきました。水挿しで出る根は、水に不自由していませんので細根が少ない傾向に。早めに土に植え付けてやると良いですネ。

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     土はいつもの赤玉土(小粒)7:腐葉土3の培養土です。植え付け後は、根が新しい土に馴染み、本数も増えて十分に水を吸い上げることができるようになる2週間ほどは明るい日陰で管理します。その後は、真夏の直前までできるだけ日にガンガン当ててやると、葉の裏は深紅、節間は詰まったままで花が。つまり私好みのベゴニアに育ちます。
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