ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ユキノシタの切り戻し&葉の天ぷら

    2015年06月04日
     ユキノシタの葉が大きくなり、しかも間延び気味でワサワサしてきました。茎を切り戻すとそこからまた新しい葉が出てくるそうですので、実験を行うことに。

    切り戻しの実験

    ゆき1 ゆき2
     花はまだ咲いていましたが、花茎が外側に倒れ込んで、まるで遠くに種を撒き散らす素振りが見えましたので、全て切っています。下からランナー(匍匐枝:ほふくし)を伸ばして子株を増やし、上からさらに種を蒔かれたのでは増えすぎて手に負えなくなります。そこで手始めに数株だけ切り戻してみました。

    ゆき3 ゆき4
     本来は肥料はやらない方が良いユキノシタ、ツツジの株元に植えていますので、どうしても肥料を与える格好になり、こうして間延びする箇所も出でしまったようです。このエリアでは葉を1枚も残さず株元からバッツンしました。今後どのように成長していくのか観察してみます。

    ユキノシタの天ぷら

    ゆき5 ゆき6
     葉っぱが大量に出ました。昨日ご紹介したアジサイの葉は毒性があって食べられませんが、ユキノシタはです。捨てるには惜しいので、綺麗な葉を選んで天ぷらにしてみました。

     お味の方は、苦くも辛くも甘くも酸っぱくも、そして臭くも無く、ユキノシタそのものの味は全くしませんでした。試しに生葉を食べてみました。なるほど、見かけによらず全く味がしませんね、草の香りすらほんのわずかしかありません。良く言えば「全くクセが無い」です。

     これから徐々に全体を刈り込んでいく予定ですので、いくらでも葉は調達できます。効能はいくつかある(利尿作用、美白効果、etc.)ようですが、個人的にはこれといったモノは見当たりません。でも今後は「薬草」として育ててみるのも良いかなぁと。気が向けば他の調理法も試してみようと思います。

     とは言っても、あくまでも「切り戻しの実験」が主であります。
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