雨の日のゼフィランサス・カリナタ
2014年06月22日
今日ご紹介するのは“ゼフィランサスの花咲く堤”のものではなく、また「庭改造計画」とも関係のない、昨年の春に集団移住させていたグループです。

移植直後はパラパラとしか咲きませんでしたが、今年は6月9日にまとめて咲きました。左の写真の左奥に見えるのが“ゼフィランサスの花咲く堤”です。あちらも花盛りでした。ここは“築山”のすそ野にあたる場所で、右の写真の右上の花にかぶって少しだけ見えているのが以前ご紹介した「救出移植ネジバナ」です。

6月20日、2度目の開花が始まりました。このゼフィランサス・カリナタは意外と長期間咲き続けます。記憶は定かではありませんが、秋口まで咲いていたような・・・。1回の花自身は4日ほどの命なんですが、今年は何回咲くのか記録を採っておこうと思います。たぶん1個の球根から複数回花を咲かせると思うんです。
ヒガンバナ科らしいところでは、葉が全く無くても花を咲かせることがあります。球根腐ったのかな?と思っていたら突如として蕾が上がってきたりします。ヒガンバナ属ではないのでヒガンバナ本家のような『葉見ず花見ず』(葉と花が同時には出ない)とまで極端ではありませんが。同じ仲間のタマスダレ(ゼフィランサス・カンディダ)の方は常緑なので葉を茂らせて咲きます。
また、これもヒガンバナ科らしく全草に毒があるそうで、野生化したものの葉を「ニラ」や「ノビル」と間違えて食べて中毒を起こすといった事例もあるようです。

6月21日、2輪が咲き始めました。今回のは蕾も多いので見ごたえがあるやも、と期待していたら・・・

6月22日、昨日午後からの雨(時折強雨)でダラ~ン、あらま。
別名を「レインリリー」(「サフランモドキ」とも呼ぶそうですが、個人的には好まないのでこの呼び名は使いません)といって、乾いたあとに雨が降ったり水やりをしたら直後によく蕾が出てくることがあります。雨が好き?なのに雨に打たれ弱い、なんとも皮肉な話です。

上の写真の蕾の状態から2時間半後、そして3時間後です。その後は変化がありませんでしたので、午前10時50分、開花宣言しました。23cm前後の長い花茎をしたものは横倒しに、15cmの短いこの花はかろうじて横咲きできました。

ガーベラの花茎も長いですが強雨でも強風でもヘッチャラです。なぜゼフィランサス・カリナタはこんな“しなやか”な花茎を持つに至ったのでしょうか、考え出したら夜も眠れません(昼寝しますけんど)。
【追記:6月23日】

雨は上がった曇り空の翌日、うなだれていた花茎が少しだけ持ち上がりました。花弁は通常6枚ですが7枚のも見つけました。


移植直後はパラパラとしか咲きませんでしたが、今年は6月9日にまとめて咲きました。左の写真の左奥に見えるのが“ゼフィランサスの花咲く堤”です。あちらも花盛りでした。ここは“築山”のすそ野にあたる場所で、右の写真の右上の花にかぶって少しだけ見えているのが以前ご紹介した「救出移植ネジバナ」です。


6月20日、2度目の開花が始まりました。このゼフィランサス・カリナタは意外と長期間咲き続けます。記憶は定かではありませんが、秋口まで咲いていたような・・・。1回の花自身は4日ほどの命なんですが、今年は何回咲くのか記録を採っておこうと思います。たぶん1個の球根から複数回花を咲かせると思うんです。
ヒガンバナ科らしいところでは、葉が全く無くても花を咲かせることがあります。球根腐ったのかな?と思っていたら突如として蕾が上がってきたりします。ヒガンバナ属ではないのでヒガンバナ本家のような『葉見ず花見ず』(葉と花が同時には出ない)とまで極端ではありませんが。同じ仲間のタマスダレ(ゼフィランサス・カンディダ)の方は常緑なので葉を茂らせて咲きます。
また、これもヒガンバナ科らしく全草に毒があるそうで、野生化したものの葉を「ニラ」や「ノビル」と間違えて食べて中毒を起こすといった事例もあるようです。


6月21日、2輪が咲き始めました。今回のは蕾も多いので見ごたえがあるやも、と期待していたら・・・


6月22日、昨日午後からの雨(時折強雨)でダラ~ン、あらま。
別名を「レインリリー」(「サフランモドキ」とも呼ぶそうですが、個人的には好まないのでこの呼び名は使いません)といって、乾いたあとに雨が降ったり水やりをしたら直後によく蕾が出てくることがあります。雨が好き?なのに雨に打たれ弱い、なんとも皮肉な話です。


上の写真の蕾の状態から2時間半後、そして3時間後です。その後は変化がありませんでしたので、午前10時50分、開花宣言しました。23cm前後の長い花茎をしたものは横倒しに、15cmの短いこの花はかろうじて横咲きできました。

ガーベラの花茎も長いですが強雨でも強風でもヘッチャラです。なぜゼフィランサス・カリナタはこんな“しなやか”な花茎を持つに至ったのでしょうか、考え出したら夜も眠れません(昼寝しますけんど)。
【追記:6月23日】


雨は上がった曇り空の翌日、うなだれていた花茎が少しだけ持ち上がりました。花弁は通常6枚ですが7枚のも見つけました。
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