アジサイの剪定結果(2012)
2012年06月29日
ガクアジサイの花も終わりかけて久しぶりの晴天に恵まれましたので、昨年と同じ6月29日に地植えのガクアジサイの剪定をしましたが、昨年の剪定後の枝がどうなったのかをまとめておきました。

年々巨大化して左側のミニトマト千果に負けないぐらいの背の高さ(1.4m)になり、ミニトマトとサザンカに挟まれてちょっと窮屈になってきました。

突出している枝には花が咲いていません。株元を見ると地面から直接伸びて緑色のままです。つまりこの枝は今年の春から伸びた1年枝、「1年枝には花が咲かない」のセオリー通りです。
大きさ的にはこれぐらいが丁度良いかなぁと思いましたが、トマトと光を競合してしまうので花数減少は承知の上で、今年は思い切って切り戻すことにしました。ここ数年は教科書通りに「花の下3節目」辺りで切っていますが巨大化してきました。昨年2011年に行った剪定標本枝をはじめ、切った箇所からどれぐらい伸びたかを計測してみました。
これは[×-3](花が咲かなかった枝の3節目で剪定)の枝、今年は花が咲きました。

①は昨年6月29日に花が咲かなかった枝を剪定した箇所
②は新芽が夏から秋にかけて伸びて秋に混合花芽ができるまでの昨年成長した部分
③は春になってその混合花芽から茎や葉が展開して開花するまでの今年伸びた部分
挿入写真は今年の1月29日に撮影した葉を落として越冬中の混合花芽(同一の枝です)
「アジサイは2年枝に花が付く」とはこのことを言うのでしょうか。
・咲かなかった枝の3節目で切った枝:②3cm③36cm
・咲かなかった枝の6節目で切った枝:②3cm③50cm
・咲いた枝の1節目で切った枝 :②2cm③46cm
・咲いた枝の3節目で切った枝 :②2cm③50cm
・咲いた枝の6節目で切った枝 :②3cm③36cm
[上記の実験では全ての枝で今年花が咲きました]
他にも数本実測しましたが②の最長は5cm③の最長は55cmで平均すると②は3cm③は46cmといった値を得ることができました。
つまり剪定した箇所から翌年の花(真花)の位置まで50cmほど伸びる計算になります。「花の下3節目」とはちょうど③の中間あたりに位置(個体差はあります)しますので、3節目で切ると花の位置が(3cm+46cm)-23cm=26cmずつ高くなる。3年間で約80cm前後の成長、なるほどチビ苗が巨大化したのもうなずけます。

年々巨大化して左側のミニトマト千果に負けないぐらいの背の高さ(1.4m)になり、ミニトマトとサザンカに挟まれてちょっと窮屈になってきました。


突出している枝には花が咲いていません。株元を見ると地面から直接伸びて緑色のままです。つまりこの枝は今年の春から伸びた1年枝、「1年枝には花が咲かない」のセオリー通りです。
大きさ的にはこれぐらいが丁度良いかなぁと思いましたが、トマトと光を競合してしまうので花数減少は承知の上で、今年は思い切って切り戻すことにしました。ここ数年は教科書通りに「花の下3節目」辺りで切っていますが巨大化してきました。昨年2011年に行った剪定標本枝をはじめ、切った箇所からどれぐらい伸びたかを計測してみました。
花も終わりになりかけたガクアジサイ、何節目で切ったのか記録がありませんが咲かなかった枝もありました。そこで今年はちゃんと記録に残して観察してみようと思います。アジサイの剪定は...
これは[×-3](花が咲かなかった枝の3節目で剪定)の枝、今年は花が咲きました。

①は昨年6月29日に花が咲かなかった枝を剪定した箇所
②は新芽が夏から秋にかけて伸びて秋に混合花芽ができるまでの昨年成長した部分
③は春になってその混合花芽から茎や葉が展開して開花するまでの今年伸びた部分
挿入写真は今年の1月29日に撮影した葉を落として越冬中の混合花芽(同一の枝です)
「アジサイは2年枝に花が付く」とはこのことを言うのでしょうか。
・咲かなかった枝の3節目で切った枝:②3cm③36cm
・咲かなかった枝の6節目で切った枝:②3cm③50cm
・咲いた枝の1節目で切った枝 :②2cm③46cm
・咲いた枝の3節目で切った枝 :②2cm③50cm
・咲いた枝の6節目で切った枝 :②3cm③36cm
[上記の実験では全ての枝で今年花が咲きました]
他にも数本実測しましたが②の最長は5cm③の最長は55cmで平均すると②は3cm③は46cmといった値を得ることができました。
つまり剪定した箇所から翌年の花(真花)の位置まで50cmほど伸びる計算になります。「花の下3節目」とはちょうど③の中間あたりに位置(個体差はあります)しますので、3節目で切ると花の位置が(3cm+46cm)-23cm=26cmずつ高くなる。3年間で約80cm前後の成長、なるほどチビ苗が巨大化したのもうなずけます。
- 関連記事