ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ランタナの挿し木

    2012年06月21日
     ランタナの枝を頂きましたので念願の挿し木をしておきました。

    【ランタナ】
     クマツヅラ科ランタナ属の常緑小低木で原産地は中南米です。咲き進むにつれて花色が変化するところから和名は“七変化”。

    【6月20日】 開始 
    ランタナ1
     花が咲いた枝を2本頂いてきました。 

    ランタナ2 ランタナ3
     思ったよりも節間が長くて挿し穂は約10cmのが3本しか確保できませんでした。先端を良く切れるカッターで斜め45度にカット、水分蒸散防止に葉も半分カットしました。挿し穂に水分補給させるために小1時間ほどペットボトルコップに水揚げしておきました。

    ランタナ4
     ふるいに掛けた無菌の赤玉土(小粒)に挿して土を軽く押さえ水をたっぷり与えて完成です。この後は明るい日陰に置いてたまに霧吹きもして水切れにならないように管理しておきます。ランタナは初めてですので難易度を体感するため発根促進剤等は使用しませんでした。

     茎にはチクチクする程度の小さいトゲがあり、葉や茎を切るとシソのようなハーブのような、どうにも表現し辛い香りです。猫はランタナの香りを嫌うそうですが何となく解る様な気が…。
         
    ランタナ10 ランタナ5
    ランタナ6 ランタナ7
    ランタナ8 ランタナ9
     花はそのまま小さい花瓶に生けておきました。花の咲き進む様子が1本の枝から拾い集めることができましたので載せてみました。蕾のときは紫で次第にオレンジに変わり、咲くと黄色に変化したら終盤はまたオレンジに。

    【7月12日】 22日後 
    ランタナ1
    ランタナ2
     3本挿して2本が発根していました。両端は節のあるもの、中央は節の無い挿し穂です。右側の挿し穂は2週間後の途中経過で抜いてみましたが全く発根していませんでした。この挿し穂だけ脇芽が成長して抜いたことよりもそのことに原因があるような気がします。でも挿し穂は途中で抜かないのが挿し木の鉄則であることは言うまでもありませんが…。

    ランタナ3
     発根量に物足りなさは感じますが幾度と水切れの危機に晒していますので鉢上げすることに。用土はあまり気にせずいつもの黄金比、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合にしてみました。2週間ほど明るい日陰で管理し新しい土に根が馴染む頃を見計らい日に当てるようにします。発根していない挿し穂は元気一杯ですので切り直して次は水挿しで発根の様子を見てみます。
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