ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    家庭菜園用 お手軽小型防虫ネット・Ⅰ型

    2012年06月06日
     ミニトマトの窒素過多対策として株元に種を蒔いていたコマツナ、順調に成長し始めましたので1回目の間引きのあとに防虫ネットを設置していました。

     、防虫ネットはプランター用のものでしたので支柱はグラグラ、ネットは雨でダラ~ン。地植え用で手ごろな防虫ネットをネットで探しましたが小さいもので1.8m、大き過ぎます。仕方がありませんのでこの防虫ネットを身近な材料で補強して使うことに致しました。

    【用意したもの】
    専用プランター虫よけネット<しゅうかく菜560型>
    ・同上付属のトンネル支柱(3本)
    ・つる支柱(ワンタッチパッカー式)
    ・ペンチ、ビニールタイ、ビニールテープ

    防虫1 防虫2
     ネットの長さは60cm。1mm目ですが蝶対策ですので今回はこれで十分。

     つる支柱の長さもピッタリ60cm、これを分解して補強材として使うことに。リングは外してペンチで切断、リングパッカー(留め具)を取り外しておきました。トンネル支柱の方がやや太いですがネット固定用としてどちらの支柱でも使えます。

    防虫3 防虫4
     トンネル支柱のトップとサイドにつる支柱をビニールタイで仮固定。サイド支柱は下から10cmほどの「埋め込み長」を見込んで固定しました。歪みなどを補正してビニールテープをきつく巻きつけ本固定、これをすると案外丈夫。ネットをカパッと被せてパッカーでネットを支柱に9箇所固定、所要時間10分。

    防虫5
     持ち運びも簡単、多少の歪みやグラつきはご愛嬌、さっそく1畳畑に設置してみました。長さ60cm、幅31cm、高さ31cm、6本の脚を同時に土にブスッと刺すだけの簡単設置。ネットの折り返し部分に土を盛ってダンゴ虫、ナメクジ侵入防止対策もして設置完了です。側面にファスナーなんか取り付ければオシャレなものが出来上がるのではないでしょうか。

    防虫6
     もちろん本来の専用プランターにも設置可能です(穴の位置を合わせておきました)。葉を数枚収穫の度にネットをめくり上げると、支柱が外れたりグラついてイラついていましたが、これだと全体を持ち上げて外しておき、間引きや収穫後にカパッとハメるワンタッチ式に変身。プランターの底にひもを通してサイド支柱同士を結べばネットめくりも簡単に行えます。

     地植えにもプランターにも使える“ハイブリッド防虫ネット”、もう一組も作成しておきます。材料はどれも使用済みのものでしたが新規で購入しても合計842円(税込)ほどです。長いネットを短く切って両端を折り返しながら土盛りするのもなんか面倒な気がします。地植えの狭いスペース専用のお手軽小型防虫ネット、意外と需要はあると思うんですがネ。
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