ミニトマト2本仕立て:カリウム不足のサイン
2012年06月03日
植え付けて約5週間が経過しました。異常主茎“めがね”の発生で作業が増えてしまいました。
枝葉はさらに暴れん坊将軍してきました…

左の苗の主枝は122cm、側枝も122cmと主枝も挽回、1週間で主枝は20cmの伸び。 (写真の一番左が側枝ですがこれにも“めがね”が発生、これで4本の茎すべてに…)
右の苗の主枝は102cm、右端の側枝は90cm、今週の成長にはバラツキが見られました。

4月23日に咲いた1番花の41日目です。1番果として32mmになっています。先週の30mmで肥大止まりかと思いましたが2mm成長、たまには嬉しい事もありませんと。
この時期の収穫は開花から40~60日ほどかかるそうですが、最長の60日が妥当な雰囲気。

窒素過多を解消させる目的の一つ「脇芽伸ばし放題」作戦、成長点付近が込み合ってきました。
右側は成長点、左斜め下から順番に第6、第7、第8花房です。窒素過多でも花房ができてくれるのは嬉しいのですが、やはり節間が詰っていますね。

ここは第4花房、ちょうど最初の“めがね”が発生した場所です。見事に花茎がYの字に分かれたダブル花房で、茎元に近い1番花が各々無事に着果しました。
“めがね”の影響で心配される実が肥大化するのかしないのか、今後の行方が気になります。

第4花房が着果し始めた今、窒素過多に気をとられてばかりもいられません(写真は第2花房)。カリウムが欠乏すると花房近くの葉の先端や縁が黄化してくるそうですが今は大丈夫。
カリが欠乏すると葉に蓄えられたカリが実に送られるので、花房に近い葉から黄色くなるそうです。実を付け始めるとカリウムを窒素の3倍程度要求するそうで、使った元肥の比率が窒素とカリが同率でしたので、ゆくゆくはカリウム欠乏症状が出てくるものと思われます。
一般にカリは「根肥(ねごえ)」とも呼ばれ根の成長には欠かせませんが、実の成長にも関与して不足するとすじ腐れ病を生じたり色ムラができたり、逆に十分与えると糖度が上昇するそう。
様子を見ながら窒素成分0のリン・カリ主体の液体肥料を施してみようかと考えています。(「カリがチッソの過剰吸収を抑え、過繁茂防止になる」…みたいな記事もどこかで見たような。)

ネギと共に期待の窒素「吸援隊」の小松菜です。株元に種を蒔いて1週間で本葉が出始めました。条(すじ)蒔きすれば良かったと後悔していますが、思ったよりも早い成長、これも嬉しい出来事です。
枝葉はさらに暴れん坊将軍してきました…

左の苗の主枝は122cm、側枝も122cmと主枝も挽回、1週間で主枝は20cmの伸び。 (写真の一番左が側枝ですがこれにも“めがね”が発生、これで4本の茎すべてに…)
右の苗の主枝は102cm、右端の側枝は90cm、今週の成長にはバラツキが見られました。

4月23日に咲いた1番花の41日目です。1番果として32mmになっています。先週の30mmで肥大止まりかと思いましたが2mm成長、たまには嬉しい事もありませんと。
この時期の収穫は開花から40~60日ほどかかるそうですが、最長の60日が妥当な雰囲気。


窒素過多を解消させる目的の一つ「脇芽伸ばし放題」作戦、成長点付近が込み合ってきました。
右側は成長点、左斜め下から順番に第6、第7、第8花房です。窒素過多でも花房ができてくれるのは嬉しいのですが、やはり節間が詰っていますね。

ここは第4花房、ちょうど最初の“めがね”が発生した場所です。見事に花茎がYの字に分かれたダブル花房で、茎元に近い1番花が各々無事に着果しました。
“めがね”の影響で心配される実が肥大化するのかしないのか、今後の行方が気になります。

第4花房が着果し始めた今、窒素過多に気をとられてばかりもいられません(写真は第2花房)。カリウムが欠乏すると花房近くの葉の先端や縁が黄化してくるそうですが今は大丈夫。
カリが欠乏すると葉に蓄えられたカリが実に送られるので、花房に近い葉から黄色くなるそうです。実を付け始めるとカリウムを窒素の3倍程度要求するそうで、使った元肥の比率が窒素とカリが同率でしたので、ゆくゆくはカリウム欠乏症状が出てくるものと思われます。
一般にカリは「根肥(ねごえ)」とも呼ばれ根の成長には欠かせませんが、実の成長にも関与して不足するとすじ腐れ病を生じたり色ムラができたり、逆に十分与えると糖度が上昇するそう。
様子を見ながら窒素成分0のリン・カリ主体の液体肥料を施してみようかと考えています。(「カリがチッソの過剰吸収を抑え、過繁茂防止になる」…みたいな記事もどこかで見たような。)

ネギと共に期待の窒素「吸援隊」の小松菜です。株元に種を蒔いて1週間で本葉が出始めました。条(すじ)蒔きすれば良かったと後悔していますが、思ったよりも早い成長、これも嬉しい出来事です。
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