ツワブキの種(2011)
2011年12月29日
昨年よりも一週間ほど遅れてツワブキがタンポポ化してきました。


綿毛の正体は「ガク」なんだそうで、正確にはガクが変化した「冠毛」と呼ばれるものです。ガク然としますね・・・などとヘタなダジャレはもう言いません。
ご存知ツワブキはキク科の花で「舌状花」と「筒状花」で構成されています。その一つ一つが独立した花ですのでそれぞれの1本1本の花の基部には冠毛が存在します。ですので当然ながら蕾や開花中の状態でも白い筋のような冠毛(綿毛)ができていますが、「総苞」と呼ばれる円柱形をした組織に包まれていますので外見だけでは気が付きません。

やがて総苞の先端が炸裂、総苞片も萎縮して冠毛(綿毛)の部分が現れてきました。

先端のモジャモジャは花の残骸(雄しべ、雌しべ、花弁)で徐々に抜け始めてきました。

完全に花の残骸が取れてタンポポ化が完成しました。ちょっと茶髪ですが2度目の花が咲いたみたいで毎年嬉しくなる光景です。
今回を持ちまして今年の記事更新は終了となります。今日もご訪問いただきましてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ。


綿毛の正体は「ガク」なんだそうで、正確にはガクが変化した「冠毛」と呼ばれるものです。ガク然としますね・・・などとヘタなダジャレはもう言いません。
ご存知ツワブキはキク科の花で「舌状花」と「筒状花」で構成されています。その一つ一つが独立した花ですのでそれぞれの1本1本の花の基部には冠毛が存在します。ですので当然ながら蕾や開花中の状態でも白い筋のような冠毛(綿毛)ができていますが、「総苞」と呼ばれる円柱形をした組織に包まれていますので外見だけでは気が付きません。

やがて総苞の先端が炸裂、総苞片も萎縮して冠毛(綿毛)の部分が現れてきました。

先端のモジャモジャは花の残骸(雄しべ、雌しべ、花弁)で徐々に抜け始めてきました。

完全に花の残骸が取れてタンポポ化が完成しました。ちょっと茶髪ですが2度目の花が咲いたみたいで毎年嬉しくなる光景です。
今回を持ちまして今年の記事更新は終了となります。今日もご訪問いただきましてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ。
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