ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ニホンズイセン 仙人は水にあるを水仙

    2011年11月23日
     鉢植えも含め庭に咲く花がめっぽう少なくなってきた今日この頃、ニホンズイセンが庭のあちらこちらでちらりほらりと咲き始めました。

    順に【11月9日】【11月13日】【11月16日】
    スイセン0 スイセン2 スイセン3

    順に【11月17日】【11月19日】【11月21日】
    スイセン4 スイセン5 スイセン6
     一番大きそうな蕾を選んで“標本”にしましたが当てが外れ4番花、こちらの思いとウラハラ。18日夕方から20日までの3日間に及ぶ雨と強風でなぎ倒されてしまわないかとハラハラ。

    【11月21日】
    スイセン7 スイセン8
     うつむきがちに咲こうとする蕾をヒョイと持ち上げたところ、偶然シジミチョウが止まりました。が、次の瞬間あろうことか蕾がシジミチョウをパクリ!…な~んてことはありませんよね。

    【11月22日】 =朝= =昼= =夕=
    スイセン9 スイセン10 スイセン11
     少しづつ花弁(正確には全体を花被片と呼び6枚の内3枚はガクで3枚が花弁)が開き、夕方には完全に開花して、花も若干ですが水平方向に頭を持ち上げ始めました。

    スイセン12
     できたてのホヤホヤの花です。湯気は出ていませんが夕陽を背に受けて、咲く姿もまたオツなもんではないでしょうか。北向きにひた向きに咲いて「太陽にほえろ!」ではなく「太陽にほえられろ!」ポーズです。

     漢字で書くと「日本水仙」、日本古来の植物のような名前ですが原産地は地中海沿岸で古くに中国経由で渡来したそう。

     水仙という呼び名は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という、中国の古典に由来するそうです。
    Wikipedia参照-

     とても身近な植物ですが全草(特に鱗茎)に毒があり、毎年の様に食中毒事故が起きています。花の無い4、5月が多いようで葉をニラやノビルと間違えて食したり、12月でも某小学校の調理実習で校庭の菜園で栽培していたものを、タマネギと間違えて味噌汁に入れたそうです。    
    厚生労働省HP参照-

     カワイイ花には毒がある?とても甘い香りのする愛くるしい花なんですが気をつけないとネ。
    関連記事