ムラサキゴテンは何回咲くのですか
2011年10月30日
【お知らせとお詫び:11月4日】
*10月20日の開花を最後の花として10月30日付で記事投稿しましたが、中14日を置いて本日11月4日、50回目の花が咲きました。今回は写真と短文の追加のみで前後の記事修正は後日改めて行う予定です。
ムラサキゴテン(ツユクサ科)の花は1本の花茎から一体何度咲くのやら。2年越しの疑問に終止符を打つべく、今年は開花の観察を続けてみました。たかがムラサキゴテン、されどムラサキゴン…。
題して、
超スペクタクルロマン
『 紫御殿の謎に迫る 』
-紫のベールに包まれた秘密とは- [撮影期間5ヶ月・制作費0億円]
秋の夜長(短い昼間も)どうぞごゆっくりとご鑑賞ください。
咲いた間隔を数字で表示してみました。
[ ]内の数字は花が咲いた回、・・は咲かなかった日です。
最初を例にとりますと、[1]回目が咲いた翌日に続けて[2]回目が咲き、中2日・・置いて[3]回目が開花したという意味です。
[1][2]・・[3][4]・・[5][6]・・[7][8][9]・[10][11][12]・・[13][14]・・[15][16]・・・[17][18]・・[19][20]・・・[21][22]・・・[23][24]・・[25]・[26]・・[27][28]・・・[29][30]・・[31][32]・・・・[33][34]・・・[35][36]・・・[37][38]・・・[39][40]・・・[41][42]・・・[43]・・・・・・・[44]・・・・[45]・・・・[46]・・・[47]・・・・・・・[48]・・・・・・[49]・・・・・・・・・・・・・・[50] (現在進行形)
いきなり結末が解ってしまいました。 そうです、ムラサキゴテンは49回も咲いたのです。
遠い遠い昔のことのように思える、すでに四国は梅雨入りを終えたそれはそれは蒸し暑い6月の始めにこの物語は始まります。
【6月6日】
葉の間から花茎が伸び先端に苞(苞葉)ができました。これがすべてのはじまり。
【6月11日】

4つの緑色した塊が膨らみ始めそして色付いてきました。蕾の誕生です。
【6月12日】1回目

記念すべき1回目の開花です。咲くのは午前中のみで午後からは萎む半日花です。蕾は左下→右上→左上→右下の順に1回目、2回目、3回目、4回目と咲きました。
【6月17日】4回目

4回目の花です。向こうのは先輩花、実はこれが基準になって後々重宝することに。左側の萎んだものが前日咲いた花。左奥に見えるのは5回目の花の蕾です。
【6月19日】
4回咲き終わり5回目が咲く前日です。右側に6回目の蕾も、左→右の順に咲きました。
【6月23日】

ここからは前人未到?次々と蕾が現れ、7、8、9回目と3連続開花する前日の様子です。
【7月12日】17回目

初めて中3日開きました。終わったのか・・・と思う間もなく17回目が開花しました。ここでもまだ長期戦になることなど知る由もなく、右奥か右奥から翌日18回目が開花します。
▽△▽休憩タイム△▽△

2つ同時に咲くこともあります(別株) 萎む姿はまるで宝石のよう(別株)
【7月30日】25回目
「2、3日置いて連続して咲く」規則性が崩れる前日の25回目の開花です。
【8月1日】26回目

不意を突くかのように中1日置いて初めて連続して咲かなかった26回目の花です。
【8月10日】33回目
観察グセもすっかり板に付き、初めて中4日開いても動ずることなく33回目を撮影。
【8月30日】38回目

38回目が咲くころには苞が枯れ気味に。間もなく訪れる異変の前兆でしょうか。
【9月21日】44回目
中5日、中6日…今度こそ終わりか。が、突然の中7日でこの日44回目が咲きました。
【10月13日】48回目

再び中7日置いて48回目が。右側の苞葉も枯れ始め終焉が近いことを教えられます。
【10月20日】49回目

そしてついにこの日を迎えることになりました。初開花から130日目、最後の花です。残った力を振り絞るかのように懸命に咲こうとしますがいつまで待っても半開きです。最後の花と呼ぶにふさわしい余りにも象徴的な姿、でも「開花」として認めるには十分でした。
【10月29日】

先に終わった別株の花茎と苞葉です。瑞々しかった花茎も麻紐の如くに干からびて。秋風に揺れる昨日の様子です。あの凛々しかった苞葉も今では見る影もありません。
“ ツユクサや つわものどもが 夢の跡 ”
【11月4日】50回目

なんじゃこれは!?の中14日置いて50回目の花が咲きました・・・。花は小ぶりですがちゃんと開いてます。苞葉は枯れても関係ないみたいですネ。

株元を見ると先端に苞葉を付け花が咲いた3本の茎と2本の新芽がありました。半月から1月遅れて咲き始めたこの春から花壇に地植えにしているグループです。まだ元気に咲き続けていますので11月になってもまだ咲き続けると思います。
普通は1本の茎から先端に1本、遅れてもう1本計2本の花茎が伸びてきます。今回観察したものも含め初期に咲いたものは最後まで花茎は1本だけでした。花茎が2本の場合は何回咲くのでしょう・・・今はまだ来年の事は考えられません。
ムラサキゴテンの開花期間は通常6月~11月とありますが次々と花茎を伸ばして、1株全体として11月頃まで咲くのだとばかり思っていました。1本の花茎が延々130日に及び咲き続けるなどとは夢にも思いませんでした。49回も咲き続ける長期戦でしたが朝と夕の撮影で撮り忘れはただの1日だけ。自分で自分を褒めてあげたいですネ(これが一番言いたかった・・・)
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
*10月20日の開花を最後の花として10月30日付で記事投稿しましたが、中14日を置いて本日11月4日、50回目の花が咲きました。今回は写真と短文の追加のみで前後の記事修正は後日改めて行う予定です。
ムラサキゴテン(ツユクサ科)の花は1本の花茎から一体何度咲くのやら。2年越しの疑問に終止符を打つべく、今年は開花の観察を続けてみました。たかがムラサキゴテン、されどムラサキゴン…。
題して、
超スペクタクルロマン
『 紫御殿の謎に迫る 』
-紫のベールに包まれた秘密とは- [撮影期間5ヶ月・制作費0億円]
秋の夜長(短い昼間も)どうぞごゆっくりとご鑑賞ください。
咲いた間隔を数字で表示してみました。
[ ]内の数字は花が咲いた回、・・は咲かなかった日です。
最初を例にとりますと、[1]回目が咲いた翌日に続けて[2]回目が咲き、中2日・・置いて[3]回目が開花したという意味です。
[1][2]・・[3][4]・・[5][6]・・[7][8][9]・[10][11][12]・・[13][14]・・[15][16]・・・[17][18]・・[19][20]・・・[21][22]・・・[23][24]・・[25]・[26]・・[27][28]・・・[29][30]・・[31][32]・・・・[33][34]・・・[35][36]・・・[37][38]・・・[39][40]・・・[41][42]・・・[43]・・・・・・・[44]・・・・[45]・・・・[46]・・・[47]・・・・・・・[48]・・・・・・[49]・・・・・・・・・・・・・・[50] (現在進行形)
いきなり結末が解ってしまいました。 そうです、ムラサキゴテンは
遠い遠い昔のことのように思える、すでに四国は梅雨入りを終えたそれはそれは蒸し暑い6月の始めにこの物語は始まります。
【6月6日】

葉の間から花茎が伸び先端に苞(苞葉)ができました。これがすべてのはじまり。
【6月11日】

4つの緑色した塊が膨らみ始めそして色付いてきました。蕾の誕生です。
【6月12日】1回目


記念すべき1回目の開花です。咲くのは午前中のみで午後からは萎む半日花です。蕾は左下→右上→左上→右下の順に1回目、2回目、3回目、4回目と咲きました。
【6月17日】4回目


4回目の花です。向こうのは先輩花、実はこれが基準になって後々重宝することに。左側の萎んだものが前日咲いた花。左奥に見えるのは5回目の花の蕾です。
【6月19日】

4回咲き終わり5回目が咲く前日です。右側に6回目の蕾も、左→右の順に咲きました。
【6月23日】

ここからは前人未到?次々と蕾が現れ、7、8、9回目と3連続開花する前日の様子です。
【7月12日】17回目


初めて中3日開きました。終わったのか・・・と思う間もなく17回目が開花しました。ここでもまだ長期戦になることなど知る由もなく、右奥か右奥から翌日18回目が開花します。
▽△▽休憩タイム△▽△


2つ同時に咲くこともあります(別株) 萎む姿はまるで宝石のよう(別株)
【7月30日】25回目

「2、3日置いて連続して咲く」規則性が崩れる前日の25回目の開花です。
【8月1日】26回目

不意を突くかのように中1日置いて初めて連続して咲かなかった26回目の花です。
【8月10日】33回目

観察グセもすっかり板に付き、初めて中4日開いても動ずることなく33回目を撮影。
【8月30日】38回目

38回目が咲くころには苞が枯れ気味に。間もなく訪れる異変の前兆でしょうか。
【9月21日】44回目

中5日、中6日…今度こそ終わりか。が、突然の中7日でこの日44回目が咲きました。
【10月13日】48回目

再び中7日置いて48回目が。右側の苞葉も枯れ始め終焉が近いことを教えられます。
【10月20日】49回目


そしてついにこの日を迎えることになりました。初開花から130日目、
【10月29日】


先に終わった別株の花茎と苞葉です。瑞々しかった花茎も麻紐の如くに干からびて。秋風に揺れる昨日の様子です。あの凛々しかった苞葉も今では見る影もありません。
“ ツユクサや つわものどもが 夢の跡 ”
【11月4日】50回目


なんじゃこれは!?の中14日置いて50回目の花が咲きました・・・。花は小ぶりですがちゃんと開いてます。苞葉は枯れても関係ないみたいですネ。


株元を見ると先端に苞葉を付け花が咲いた3本の茎と2本の新芽がありました。半月から1月遅れて咲き始めたこの春から花壇に地植えにしているグループです。まだ元気に咲き続けていますので11月になってもまだ咲き続けると思います。
普通は1本の茎から先端に1本、遅れてもう1本計2本の花茎が伸びてきます。今回観察したものも含め初期に咲いたものは最後まで花茎は1本だけでした。花茎が2本の場合は何回咲くのでしょう・・・今はまだ来年の事は考えられません。
ムラサキゴテンの開花期間は通常6月~11月とありますが次々と花茎を伸ばして、1株全体として11月頃まで咲くのだとばかり思っていました。1本の花茎が延々
最後までご覧いただきましてありがとうございました。