アジサイの剪定(2011)
2011年06月29日
花も終わりになりかけたガクアジサイ、何節目で切ったのか記録がありませんが咲かなかった枝もありました。そこで今年はちゃんと記録に残して観察してみようと思います。
アジサイの剪定は花の下2~3節目の新芽の上で、花芽形成の準備に入る花後すぐに剪定するのが基本のようです。花を咲かせなかった枝は来年(2年枝)には花を咲かせるようです。でもそのままにしておくと突出してしまいますので切り戻していますが、そこから新たに伸びる枝に花が咲いていたのか未確認でした。
そこで改めて6パターンについて切り戻しの記録を採り、花が咲くのか咲かないのかの実験をすることにしました。
今回(6月28日)の切り戻し箇所は、
①花が咲いた枝の花の下1節目で剪定
〇-1
②花が咲いた枝の花の下3節目で剪定
〇-3
③花が咲いた枝の花の下6節目で剪定
〇-6
④花が咲かなかった枝の3節目で剪定
×-3
⑤花が咲かなかった枝の6節目で剪定
×-6
⑥花が咲かなかった枝を剪定しない
×-0
以上の6標本です。切り口が早く乾くように天気の良い日を選びました。

①花が咲いた枝の花の下1節目で剪定:〇-1
1、2節目には新芽がない

②花が咲いた枝の花の下3節目で剪定:〇-3
基本になる場所、新芽を確認

③花が咲いた枝の花の下6節目で剪定:〇-6
1節おいて前年枝がすぐ下に

④花が咲かなかった枝の3節目で剪定:×-3

⑤花が咲かなかった枝の6節目で剪定:×-6

⑥花が咲かなかった枝を剪定しない :×-0
実験結果です。
<切り戻しパターン>
①花が咲いた枝の花の下1節目で剪定
→蕾を確認
②花が咲いた枝の花の下3節目で剪定
→蕾を確認
③花が咲いた枝の花の下6節目で剪定
→蕾を確認
④花が咲かなかった枝の3節目で剪定
→蕾を確認
⑤花が咲かなかった枝の6節目で剪定
→蕾を確認
⑥花が咲かなかった枝を剪定しない
→途中棄権 (枝を折ってしまいました…)
*結論:
花が咲いた枝の場合、花下3節目あたりにできる新芽に花芽ができると言われますが、6節目で切ってもちゃんと花芽ができました。場所よりも剪定時期が大事なようで、いかにして花芽形成時期の秋までに充実した枝に育てるかがポイントのような気がします。
途中経過の報告を忘れていましたので花が咲く前に抜粋して載せてみました。
④の「花が咲かなかった枝の3節目で剪定した」もの(×-3)です。
【7月28日】
剪定して1ヵ月後の様子。3mmほどだった小さな新芽が大きくなってきました。
【10月29日】

この頃には花芽が形成されているそうですが先端部を確認するのを忘れました。
【1月29日】

1月14日に落葉、先端にのみ芽が残った状態で、これが“花芽”だったようです。
【3月30日】

花芽からの新たな茎や葉の展開の様子も記録し忘れました・・・。
【4月21日】

隣でトマト棚を修復中に偶然蕾を発見、他の標本にも蕾が確認できました。数えると蕾を覆う小さい葉も含めて花芽から8対(16枚)の葉ができていました。

そこで3ヶ月前の1月29日の花芽の状態と現在4月21日の様子を比較してみました。緑色した部分が花芽から成長した新しい茎や葉ということになります。アジサイの花芽は花芽=蕾なのではなく、花芽を忍ばせたカプセル…って感じでしょうか。
梅や桃のように花芽がそのまま大きくふくらんで開花するものを『純正花芽』と呼び、アジサイのように新梢の元になるものまで含んでいる花芽を『混合花芽』と呼ぶそうです。蕾ができていない葉芽はどんな様子だったのか観察していません、また宿題ができました。
アジサイの剪定は花の下2~3節目の新芽の上で、花芽形成の準備に入る花後すぐに剪定するのが基本のようです。花を咲かせなかった枝は来年(2年枝)には花を咲かせるようです。でもそのままにしておくと突出してしまいますので切り戻していますが、そこから新たに伸びる枝に花が咲いていたのか未確認でした。
そこで改めて6パターンについて切り戻しの記録を採り、花が咲くのか咲かないのかの実験をすることにしました。
今回(6月28日)の切り戻し箇所は、
①花が咲いた枝の花の下1節目で剪定
〇-1
②花が咲いた枝の花の下3節目で剪定
〇-3
③花が咲いた枝の花の下6節目で剪定
〇-6
④花が咲かなかった枝の3節目で剪定
×-3
⑤花が咲かなかった枝の6節目で剪定
×-6
⑥花が咲かなかった枝を剪定しない
×-0
以上の6標本です。切り口が早く乾くように天気の良い日を選びました。


①花が咲いた枝の花の下1節目で剪定:〇-1
1、2節目には新芽がない


②花が咲いた枝の花の下3節目で剪定:〇-3
基本になる場所、新芽を確認


③花が咲いた枝の花の下6節目で剪定:〇-6
1節おいて前年枝がすぐ下に


④花が咲かなかった枝の3節目で剪定:×-3


⑤花が咲かなかった枝の6節目で剪定:×-6


⑥花が咲かなかった枝を剪定しない :×-0
実験結果です。
<切り戻しパターン>
①花が咲いた枝の花の下1節目で剪定
→蕾を確認
②花が咲いた枝の花の下3節目で剪定
→蕾を確認
③花が咲いた枝の花の下6節目で剪定
→蕾を確認
④花が咲かなかった枝の3節目で剪定
→蕾を確認
⑤花が咲かなかった枝の6節目で剪定
→蕾を確認
⑥花が咲かなかった枝を剪定しない
→途中棄権 (枝を折ってしまいました…)
*結論:
花が咲いた枝の場合、花下3節目あたりにできる新芽に花芽ができると言われますが、6節目で切ってもちゃんと花芽ができました。場所よりも剪定時期が大事なようで、いかにして花芽形成時期の秋までに充実した枝に育てるかがポイントのような気がします。
途中経過の報告を忘れていましたので花が咲く前に抜粋して載せてみました。
④の「花が咲かなかった枝の3節目で剪定した」もの(×-3)です。
【7月28日】

剪定して1ヵ月後の様子。3mmほどだった小さな新芽が大きくなってきました。
【10月29日】

この頃には花芽が形成されているそうですが先端部を確認するのを忘れました。
【1月29日】

1月14日に落葉、先端にのみ芽が残った状態で、これが“花芽”だったようです。
【3月30日】

花芽からの新たな茎や葉の展開の様子も記録し忘れました・・・。
【4月21日】


隣でトマト棚を修復中に偶然蕾を発見、他の標本にも蕾が確認できました。数えると蕾を覆う小さい葉も含めて花芽から8対(16枚)の葉ができていました。


そこで3ヶ月前の1月29日の花芽の状態と現在4月21日の様子を比較してみました。緑色した部分が花芽から成長した新しい茎や葉ということになります。アジサイの花芽は花芽=蕾なのではなく、花芽を忍ばせたカプセル…って感じでしょうか。
梅や桃のように花芽がそのまま大きくふくらんで開花するものを『純正花芽』と呼び、アジサイのように新梢の元になるものまで含んでいる花芽を『混合花芽』と呼ぶそうです。蕾ができていない葉芽はどんな様子だったのか観察していません、また宿題ができました。
ガクアジサイの花も終わりかけて久しぶりの晴天に恵まれましたので、昨年と同じ6月29日に地植えのガクアジサイの剪定をしましたが、昨年の剪定後の枝がどうなったのかを記します。...
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